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カナダ入国に必要なもの「eTA」の申請と「ArriveCan」の登録

カナダ カナダ

今までにもカナダへは何度か訪れていますが、今回は久しぶりのカナダ旅行!

以前はありませんでしたが、「eTA」という電子渡航認証システムの申請と「ArriveCan」という関税申告アプリを登録しなければいけない(したほうがいい)ようです。

それじゃあ、それぞれについて紹介していくね!

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カナダへの入国制限

新型コロナの影響もあり、入国規制などは国によって異なります。

旅行会社のHISによると 2023年4月時点(筆者が旅行へ行った時期)でのカナダ入国は「限りなく入国可能」とのこと。

ちなみに、この時点でワクチン摂取云々についての制限はありませんでしたね。

画像引用:HIS

だんだんと出入国制限も少なくなってきてるね。

電子渡航認証システム「eTA」の申請

旅行 一時帰国 ビザ

eTA とは Electronic Travel Authorization の略。

カナダへ入国するための電子渡航認証システムですね。

アメリカの ESTA(エスタ)みたいなもんかな。

日本人がカナダに短期入国する場合「ビザ」は不要ですが、この eTA が有効でないと入国できないようです。

ということは、実質ビザみたいなものということですね…?

eTAはパスポートに電子的にリンクされ、有効期間は最長5年間ですが、パスポートの有効期限がそれ以前の場合は、パスポートの有効期限まで有効です。

新しいパスポートを取得した場合は、新しいeTAを得る必要があります。

引用元:Government of Canada - Immigration and citizenship

友人が「申告し忘れて(自国から)飛行機に乗れなかった!」って言ってたけど、パスポートにリンクされてるから搭乗の時点でアウトくらったのかもね。

eTA 申請前の準備

申請前に用意しておくとスムーズなもの

  • パスポート
  • クレジットカード
  • メールアドレス

サイトは英語とフランス語のみ。

日本語版の申請ヘルプガイドはこちらです。

eTA の申請手順

eTA申請は、2、3分で済む簡便なオンライン手続きです。

引用元:カナダ渡航認証(eTA)の概要

確かに質問事項に答えるだけなので難しいことはありません。

ただ、2〜3分で終わるほど簡単ではありませんでしたね。

間違えがあったらダメだし、慎重に確認してたから時間がかかったのかもしれないけど。

ではでは、このリンクから申請していきますよー!

まずは、ページの一番下までスクロール!

サイト内で「申請」する前にいくつか確認事項があるので、適当な答えを選択して進めていきましょう。

「申請」の画面にたどり着くと、トップに言語選択が表示。

日本語もあるから安心!

画像引用:eTA申請画面(以下の画像引用も同様)

…と思いきや、

この言語選択は申請ヘルプガイドにリンクしているだけでしたので、やはり申請は英語かフランス語でということに。

すかさずグーグル先生の助けを借ります!(笑)

進めていくと、以前に居住や就業、就学のためにカナダのビザを申請または取得したことがあるか?という項目がありました。

ポチッと「いいえ」をクリックして、あれ…っと手を止める。

実は筆者、2006年にワーホリプログラムを申請して許可を得ているんですね。

諸事情で残念ながら行けなかったんだけど。

当時受け取った通知書を今でも(記念として)大切に保管しているので、そこに記載されていた Client ID を入力してみることに。

今でも有効な ID なのかはわかりませんが「いいえ」を選択して虚偽申告をした!と見做されるのを危惧して…。

その後それに関しては何も反応がないから、有効 or 無効だったのかは不明だけどね。

eTA の申請料金

申請料:7ドル(CAD) *2023年4月現在

支払い可能な手段はこんな感じ。

  • クレジットカード(Visa, Mastercard, American Express)
  • プリペイドカード(Visa, Mastercard, American Express)
  • デビットカード(Visa Debit, Debit Mastercard)
  • 銀聯(UnionPay)カード
  • JCBカード
  • Interac(カナダのデビットカード)

アメリカの ESTA 申請では PayPal も使えたけど、eTA では使えないんだね。

領収書はないようなので、支払い後のスクショはとっておきました。

念のため。

eTA申請:クレジット精算後の画面(コードやNo.は消しています)

eTA 承認メール受信

申請(申請料支払い)をしてものの数分、カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)というところから eTA の承認を知らせるEメールが届きました。

メールの差出人は Citizenship and Immigration Canada ってところだったよ。

メールには承認された eTA 番号とその有効期限などが明記。

その番号のステータスを確認するとこんな感じ。

そして、この画面も念のため PDF にしてスマホに入れておきました。

どうも心配性なので。

これで eTA の申請はおーしまい!案外簡単だったよ〜

カナダ政府公式アプリ「ArriveCan」の登録

飛行機 機内

さてさて、カナダにも日本の VJW(Visit Japan Web)のようなアプリがあります。

入国申請と関税申請をするアプリだよ〜

画像引用:Government of Canada

登録前に確認してみると、こちらのアプリは強制ではなく、あくまで推奨とのこと。

「登録しなくても罰則はない」と書いてありました。

個人情報をカナダ政府に送りたくない方は従来の入国方法でも良いのでは?と思いますが、筆者はカナダ到着後に慣れない英語でドキマギするのは嫌でしたので…。

余計な不安を取り除くために登録したよ。

スマホアプリはこれ。

画像引用:App Store

ArriveCan 登録前の準備

登録前に用意しておくとスムーズなもの

  • (観光者であれば)パスポート
  • カナダ旅行のフライトスケジュール … 出発日と出発時間

登録はカナダ到着の72時間以内に!

とのことですが、アプリへのサインイン(アカウント作成)は72時間前でも可能です。

筆者はできるところまでは事前にやっておこう!と、アカウントだけ先に作っておきました。

ArriveCan アプリでアカウント作成

アプリを開いて、メールアドレスと任意のパスワードを入力して【Sign in】

あとは (➡︎)を押してページを進めるよ。

ArriveCan アプリで渡航者情報を入力

〔Passport〕のラジオボタンを押して、【Add traveller】を押す。

パスポートの番号や名前、誕生日なんかを入力するよ。

これでオッケー!
アカウント作成完了〜

(名前・誕生日は消しています。)

ArriveCan アプリでカナダ到着情報を入力

ここからはカナダ到着の72時間前になってからでないと登録できません。

早く済ませて安心したい気持ちをぐっと抑えて…。

まぁ、はやる気持ちを抑えきれずに試してみたのですが(笑)カレンダーの日にちすら選択できませんでしたよ。

カレンダーに表示されるのはきっちり72時間。

そして日本出発を目前に控え、カナダ到着72時間を切ったところで続きを登録していきます。

登録する場合は、【I consent】→【Continue】で進めます。

ArriveCan カナダ税関申告
ArriveCan カナダ税関申告

ああああぁぁ。。
サクサク〜っと終わらせたもんだから、スクショとるの忘れちゃった。。

ということで、、事前にアカウントを作成していたこともありサクサク〜っと難なく登録完了。

作業はスマホアプリだけで完結します!

変わりつつあるパスポートのスタンプ(証印)運用について

パスポート

出入国の自動化ゲート化が進んだり電子認証が進んでくると、渡航先でパスポートにスタンプを押してくれなくなりましたね。

それらが簡易化することでスムーズ&スピーディーに手続きを済ませることができるんだと。

確かに以前と比べると驚くほどスピーディーだったけどね!

ただし、旅行後の何かしらの手続きでスタンプを提示しなければいけないことがあるような方は、ゲート通過後に関税スタッフのいるところへ行き、スタンプを押してもらうようお願いしましょう。

海外在住関連の手続きで出入国日の証明したり、一時帰国の際に利用する免税書類の1つとして提示したりとか。

パスポートのスタンプは "旅行の記念" としても押してもらいたい派ですが…

お役所手続きなどで必要になったりもするのです。

今回のカナダ旅行もスタンプは押されなかったよ。

ただカナダ出入国に関しては(筆者にとって)それほど重要ではないと思ったので、スタンプはお願いしませんでした。

まとめ

旅行 スーツケース

VJW(Visit Japan Web)のように各国の入国規制やルールは日々変わっていますので、都度正しい情報をご確認くださいね。

はじめの方にちょこっと書いた筆者の友人のように、eTA の登録を忘れて搭乗できない!ということがないように…。

友人はフライト日程の変更もできなくて、新たに航空券を買い直すことになったみたいだよ…。

今回の記事が少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです。

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