外国人登録について
ブラジルに長期(90日以上)滞在をする場合には入国ビザだけでは滞在が認められないので、外国人登録をする必要があります。
ブラジルに入国後90日以内に、査証発給時に当総領事館から受け取った申請用紙を持参し最寄りの連邦警察(POLÍCIA FEDERAL)で外国人登録をして下さい。
(引用:在東京ブラジル総領事館)
.
2017年11月20日に現行の「新移民法(法令13.445/2017)」が施行されたので、従来発行されていたというRNEは法改正前の「外国人法」の時に発行されていた登録証のようです。
一時滞在ビザあるいは居住許可によりブラジル国内に滞在する外国人は、ブラジル連邦警察で移住国内登録証(CRNM)を取得しなくてはいけない。移住国内登録証は従来の外国人規約において発行されていた外国人登録証(RNE)に代わるもので、外国人のブラジル滞在中の身分を保証する。
(引用:JETRO )

RNEは旧法で発行されていたもので、新法ではRNEに代わってCRNMが発行されるってことだね!
私が取得したのってRNMっていうものだった気がするんだけど…。RNMって?CRNMって??…と思ってググっていたら、Polícia Federalのホームページにも同じ質問を発見!
こちらのサイトによると、違いは以下の通りです。
- CRNM:ブラジル国内で登録された外国人の身分証明書(移住国内証明書)→ 「身分証明書」のこと
- RNM:CRNMのレジストリ番号 → 身分証明の「番号」のこと
ということで、同じものという認識で良いみたい!(正確にいうと指すものは違うけど。)
.

実は移住するにあたって色々と調べていたとき、似たようなアルファベットの略称をよく見かけていたので混乱してしまいました。
- RNE(Registro Nacional de Estrangeiro)
- CRNM(Carteira de Registro Nacional Migratório)
- RNM(Registro Nacional Migratório)
ね、似てるでしょ…?
..
私はあれこれ(無駄に)苦労しながらようやく手に入れましたが、今後はまた手続きが変わるんでしょうね。
RNMのカード(CRNM)を受け取ってきたよ!
振り返ってみても「大変だった…。」の一言に尽きるブラジルの永住権取得までの道のり。凹むトラブルはいくつもあったものの、結果として無事に受け取ることができたので本当によかったです!
苦労の末、ようやく1月に居住許可が下りて、この写真のようなプロトコルと登録証明書を手にしました(名前や番号等は消しています)。
この時、Polícia Federal(連邦警察)の窓口で「4月か5月くらいにまたカード受け取りに来てね〜!」と言われたのですが、言われた通り早々に取りに行っても「まだできていないからまた来てね〜!」なんて言われかねないと思ったので…。念には念を。
証明書の有効期限が7月だったので、その少し手前、6月に取りに行ってきました。
.

CRNMは首都ブラジリアのPolícia Federalで作成されるらしいです。なので、申請が受理されてからカード完成(受け取り)までに時間がかかるんだとか。
.
LapaにあるPolícia Federal。エントランスでは毎回、本人証明書類としてパスポート、ブラジル人であればRG等を提示します。(初回時はエントランスで顔写真を撮られます。)
永住権(居住許可)申請やビザ延長等の手続きは建物の3階フロアで行いますが、CRNMの受け取りは1階。エントランスを抜けると階段下に軽食屋さんがあるので、その奥の部屋になります。
写真のような番号カードは窓口の一番左(1番窓口)で要件を伝えると貰えるので、カードを受け取ってしばし待機。
.
ここで改めて「(スタッフの)対応悪いな〜」と実感。笑
以前「ブラジル人は接客態度悪い。お店のレジなんかでも!」と愚痴混じりな記事を書いたことがありますが(笑)今までの経験から言うと、Polícia Federalが一番悪いような気がします…。“警察だから偉い”のかどうかわからないけど、まぁなんていうか、偉そう。笑
でももうそれにも慣れて、態度が悪いことに対して笑えるくらいなのでいいのですが、日本からブラジルへ渡航したばかりの頃は『日本の接客』と大きく違いすぎてびっくりしましたね。ここで『日本の接客』を求めたらダメです!笑
.

あ、話が脱線しました。笑
.
順番になって指定の窓口へ向かったのですが、ほとんど会話を交わすこともなく…。トランプを配るような感じでCRNMをポーンと手前に投げられ、「ここに受領したサインを書け!」と言わんばかりに無言で紙を差し出され、そのあとは何も言わずに窓口に戻ってこないという…。おーい!
旦那と二人でキョトン。。これで手続きが終わったかどうかもわからず、「多分これで終わりだよね??他にも手続き(サインしたり)あるのかな??本当に帰っていいのかな??」って。結局、そのあと何も手続きは要らなかったのですが、ただ…「声を発しろ!!」と思うわけで。
ついでに言うと、隣の窓口では(Polícia Federalのスタッフが)めっちゃくちゃキレながら対応していました…。見てて怖かった。
.
受け取ったCRNMはこんな感じ(名前等は消しています)。クレカサイズのカードに名前と誕生日、性別、両親の名前、国籍、有効期限が記載してあります。
申請時に証明写真を提出するのですが、ただでさえ写りが悪くて撮り直ししたいくらいだったのに、カードに印刷されたその写真…なぜ横に引き伸ばすのよ!!って感じでめっちゃ顔でかいんですけど!笑
1.5倍とまではいかないにしろ、確実に伸ばされてる。伸ばすなら縦に伸ばしてよー!
カード右下に赤字で書かれているのは有効期限。当然「写真が嫌だから」って理由で更新できるものではなく。さて、これから長きに渡り、この横に伸びた写真とのお付き合いが始まります。9年間。
そもそも、有効期限が9年間って…なんだか中途半端ですね。
.
これ↓は2015年3月の、しかもRNEについての記事なので古い情報ですが、もしかしたらCRNMでも更新等同じような対応になるのかな?と、自分メモとして貼っておくので悪しからず。
(更新後)新しいカードが発行されるまでの期間は約3カ月。期限が切れた場合は165・55レ、紛失等による再発行の場合は305・03レの罰金が、発行料金124・23レに上乗せされる。盗難の場合は警察で、紛失の場合は治安局のサイトから事件報告書(BO)を作成しておかないといけない。破損した時は、破損したRNEを連邦警察に返却する必要がある。
(引用:ニッケイ新聞)
偽装結婚の疑い…?
ブラジルでの婚姻や永住権申請について調べている時、婚姻による永住権申請(扶養家族/家族引き寄せ)は『偽装結婚ではないかどうかを確認をするために、Polícia Federalの人(警察官)が抜き打ちで自宅を訪問する!』といったブログ記事をいくつか目にしました。
我が家にもいつか来るんだろうな〜ドキドキ!なんて思っていたのですが…、来ず。
申請した家庭を全部訪問していたら大変な気もしますが、その対応(訪問)が地域によって違うのか、時期によって違うのかはわかりません。問い合わせの電話とかそういったのもなかったです。.

偽装結婚だと疑われなかったのかも〜!?笑
永住権申請についてのあれこれはこちらに詰め込んでいます。
.
手続きあれこれはこちら!