ポルトガル語はヨーロッパのポルトガルをはじめ、南米のブラジル、アフリカのアンゴラ、モザンビーク、アジアの東ティモールなど、多くの国で話されている言語の一つです。
ポルトガル語は母語である日本語や、学生時代に勉強した英語とは一癖も二癖も異なる文法ルールのため、筆者は現在とても苦戦しています。。
でも覚えなきゃいけないんだよね。日本から遠く離れたブラジルへ移住したんだから!
さて今回は、そんなポルトガル語学習におすすめのリスニング教材を紹介していきます。
ポルトガル語のお母さん?
ポルトガル語はインド・ヨーロッパ語族のイタリック語派に属する「ラテン語から派生した諸語」といわれます。
同じように、ラテン語から派生した言語にはスペイン語やフランス語、イタリア語などが挙げられます。
ラテン語はポルトガル語のお母さんだよ!
ポルトガル語は、大航海時代のポルトガル海上帝国の成長とともにアジア・アフリカ地域に広まった。日本では最初に伝播したヨーロッパの言語であり、古くからの外来語として定着しているいくつかの単語は、ポルトガル語由来である。
引用元:Wikipedia
よく耳にする言葉にもポルトガル語由来の言葉があります。
例えばこんな言葉。
- パン(pão)
- ボタン(botão)
- コップ(copo)
- たばこ(tabaco)
- 金平糖(confeito)
- 天ぷら(temperar)
金平糖や天ぷらまでがポルトガルから来た言葉とは…!
とはいえ、日本におけるポルトガル語学習者は英語学習者と比べると遥かに少ないのではないでしょうか。
独学するにも教材が少ない。もちろんなくはないですが、少ない。
とある書籍シリーズを例に挙げてもそうです。
同じラテン語系のスペイン語やフランス語、イタリア語はあるのに、ポルトガル語はないとか。
ポルトガル語の勉強方法あれこれ
筆者は定期的にブラジル人の先生に教わってはいるものの、ポルトガル語を学習する目標が「現地生活のため」という、いわばゴールが見えない強制学習で。。
やる気の波が著しく激しいのが現状…。
そんな中でも比較的よくしているのが多読。
ポルトガル語で書かれている子供向けの本や、ネット記事を読んだりしています。
全部は理解できなくても「同じような言葉や表現が出てくるなー」とか、活用表現の違いなどに気づくこともできます。
学習方法はたくさんありますし、学習者によってどの方法が効果的なのか異なりますからね。
YouTube や Netflix を二言語字幕を表示して観ることができる Language Reactor(旧LLN)もおすすめです!
二言語字幕は本当に画期的すぎる!しかも無料だよ!
おすすめのリスニング教材・YouTube
筆者はブラジル在住なので、毎日現地のテレビ番組も見ています。ニュースとかドラマとか。
なんとなく理解はできますが、やっぱり「なんとなく」なんです。
完璧には聞き取れなくて不完全燃焼で終わることもしばしば…。
そんなときに聞きたくなるのは、何を隠そう学習用の教材!
勉強として「ポルトガル語が聞きたい」「発声練習がしたい」という方におすすめなのは、これです。
"Learn Portuguese with Portuguese Pod101.com" という YouTube チャンネル。
"Brazilian Portuguese Listening Practice" という再生リストは、リスニングやシャドーイングなどの発声練習にも向いています。
このように学習用として作られている動画教材はそれほど多くないので、かなり重宝していますね。.
以前教わっていたポルトガル語の先生達もこのチャンネルの教材を使ってたよ。
さぁ聞いてみよう!
翻訳は英語表記のみで日本語訳はありませんが、もし英語が苦手であってもそこは問題ではありません。
目的は「ポルトガル語に耳を慣らすこと」だからね!
一つ一つのチャプターも長くないので、無理なく勉強できるのも良いところ。
筆者は会話を暗記するかのごとく、BGMのように繰り返し流して聞いています。
実際の日常会話で(実際のブラジルの生活でも)そのまま使えるフレーズがたくさんあるので、丸暗記してしまっても良いのではないでしょうか。
まとめ
最近では街中で聞こえてくるポルトガル語が少しずつキャッチできるようになってきて、それが何よりのモチベーションです。
パン屋さんのおねえさんと一言二言交わしてみたり、スーパーで話しかけてくる見知らぬおばさんの話がわかったり(ブラジルはこういうのよくある。笑)
ほんの少しずつですが、そうやって成長しているのに気付くことができて嬉しいです。
もっともっとがんばろーっと!