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【移住者が教える】ブラジル流あいさつ!キス&ハグをマスターしよう

海外の挨拶 キス ハグ 海外文化

筆者は日本から遠く離れたブラジル・サンパウロへと移住。

未だに慣れない習慣の一つが、ブラジル流挨拶の「キス&ハグ」です。

長年住み慣れ親しんだ日本にはない習慣なので、正直戸惑いを隠しきれません。。

さて今回は、そんなブラジルの挨拶「キス&ハグ」について紹介していきますね!

コロナ禍での挨拶も追記したよ。

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ブラジル人は情熱的??

ハグ

みなさんの「ブラジル」「ブラジル人」のイメージはどうですか?

サンバカーニバルやサッカーの熱狂的なイメージ、パートナーに対する情熱的なイメージなど、とにかく熱いイメージがあるのではないでしょうか。

筆者はそうでした。

移住前に三度ほど旅行でブラジルを訪れたことがありますが、確かにその時はそう思いましたね。

でも移住してから思うことは「言うほど熱くないかも…」ということ(笑)

現地のブラジル人に慣れてたから、そう思うのかもしれないね。

なかなか慣れないブラジル流あいさつ「キス&ハグ」

友達

日本では「どうも、こんにちは」でペコリと会釈をして、握手をしたりしなかったりの挨拶が一般的だと思いますが、 ブラジルは違います。

声を大にして言いますが 全!然!違います!!

ブラジルでは「こんにちは」からのキス&ハグ。

ハグしながらほっぺにチュッ!までがセット。

これがナチュラルな挨拶っていうんだから困っちゃう。

慣れないというか…恥ずかしさが抜けないんですよね。

日本ではキスもハグも基本的に恋人やパートナーとだったり、自分の子供なんかとするものだと思います。

それが恋人でもない人とするわけなので。。

なかなかハードル高くない?

とはいっても全ての人とするわけではありません!

ある程度(人間関係的に)距離がある人とは握手のみだったり、手を振るだけとかっていうのもあるので安心してくださいね。

子供 ハグ

そして、筆者の主人はブラジル人。

その知り合いに会った時は、初対面でも相手の性別関係なく基本的にハグをしていますね。

まぁ、相手の出方を見てそれに合わせる感じでしょうか。

間違っても私から仕掛ける(?)ことはないよ〜

  • Prazer!(はじめまして!Prazer em conhecê-lo/la の略)とか
  • Tudo bem?(元気?)とか
  • Beleza!(元気?のスラング)

などの挨拶を交わしながら、ハグ→キスをします。

実は「キス」といっても頬を寄せて "チュッ" と舌を鳴らすだけなんだよ〜

ブラジル流あいさつをマスターしちゃおう

女性

ただ、移住したての頃は挨拶の仕方がよくわからず、リアルにほっぺにチュッ!としていましたね…。

今考えるとかなり気まずい(苦笑)

後日追記

過去を思い返してみると、親しい友人(男性)との挨拶はリアルに頬にチュッ!とされていたかもしれません。だから筆者も真似していたのかも。でも女性からはないですね。

そして気まずいことに気づいてからは、自分からリアルにすることはなくなりました(笑)

 

キス&ハグが「ブラジル流あいさつ」とは言っても、ブラジルは広〜い国なので、挨拶の仕方は地域によって異なるようです。

たとえば、こんな感じ!

  1. ハグ + 片側の頬だけにキス
  2. ハグ + 両頬にキス
  3. ハグ + 左右交互に3回キス(右頬→左頬→右頬)

3. なんてまるで道路を渡るときみたい。

右見て、左見て、もう一度右確認!みたいな(笑)

筆者が暮らすサンパウロでは、お互いに右頬を当ててチュッ!とする感じですね。

この挨拶は【女性 - 女性】【女性 - 男性】の場合はキス&ハグをするけど、男性同士ではハグだけが一般的なように思います。

男性同士はハグというより、肩をポンポンと叩くイメージかな。

関係性や状況にもよるとは思いますが、だいたいこんな感じ。

家族も親戚も誰とでも「キス&ハグ」

この挨拶はもちろん家族や親戚で集まったときも行います。

ブラジルの一般的な挨拶。いわば礼儀ですからね。

ブラジルの主人側の親族は50〜60人くらいいるのですが、少なくとも月に一度は集まって食事をします。

この時点で日本とは大きく違いますよね。

(日本の)我が家では親族総出になるのは結婚式と葬式くらいだったような。

「こんにちは」から「バイバイ、またね!」と 2回ハグ。

もちろん全員と。

小さな子供も同じように挨拶をしているので(めんどくさそうにしてたり、恥ずかしそうにしている子もいるけど)やっぱりこれがブラジルの習慣なんだなーと思います。

それと同時に「日本とは随分違うな…温度差があるな…」と一人溜息をつくわけです。

億劫で億劫で仕方ない!まとめて1回だけのバイバイで許してぇ…

追記:コロナ禍での挨拶の変化

コロナによるパンデミックが始まると、あれだけ他人と接触(ハグやキス)を好んでいたブラジル人もさすがに距離を置いています。

ハグ&キスはしない。握手もしない。でもグータッチや腕タッチはよく見かけますね。

筆者はもっぱら手を振るだけ。

おまけ:口笛で人を呼ぶ

ペット

挨拶ではありませんが、日本にはない習慣の一つがこれですね。

Psiu(プスィウ)とよばれるもので、ピーッと口笛を鳴らして人を呼んだり道ゆく人を止めたりします。

まるでペットを呼ぶときみたいな感じ。

うちの主人も時々します。

友人宅へ向かい、到着した時に「着いたよー」の合図として玄関先で ピーッ!

道路を走っているパン屋さんや果物屋さんなどのトラックを止めるときにも「買うよー」の合図としてベランダから ピーッ!

日本で人に対して ピーッ!としたら、された相手は思わず機嫌を悪くしてしまいそうな気もしますが…ブラジルでは特に失礼な行為ではないようです。

それを知るまでは ピーッ!とする主人に対して(無礼に見えるその行為をすることに対して)イライラしていましたね(笑)

まとめ

最後に紹介した Psiu(プスィウ)然り、キス&ハグの挨拶然り、日本にはない習慣に戸惑いつつも「それもまた面白い」と思ったり、「どうしてこんなにも違うんだろう?」と不思議に思ったり。

これが海外に住む醍醐味かもしれませんね!

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