ブラジルの郵便事情
日本からブラジルへの渡伯する際、郵便局の国際郵便を利用して引っ越し荷物を送りましたが、受け取り時の関税トラブルのせいですっかりとトラウマです。笑
ブラジル以外の他国はわかりませんが、はっきり言ってこちらの郵便事情(国際郵便含む)は悪いです。日本人の感覚からみて「悪い」だけでなく、現地のブラジル人からみても「悪い」んだそう。
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ニッケイ新聞↓に国際郵便についての記事が上がっていたので当時のモヤモヤ&イライラが再発!!
昨年8月からブラジル郵便公社は、小包や箱などの国際郵便を、すべて「輸入品」扱いにするようになったからだ。伯国に入った時点で税関に回されて検査を受けた上で、課税品と無税品に振り分けられ、全てに追加郵送費15レアルがかけられるよう。これを期限内に払わないと、問答無用に発信元に返信されている状態だ。
(引用:ニッケイ新聞)
ここ数年、郵便公社(ブラジルの郵便局)は赤字経営だそうで、その影響かブラジル国内の郵便局もたくさん閉鎖しているようです。今年もさらに閉鎖とか?詳しいことはよくわからないですが、そういった経緯から郵便システムも変わったのかな?と推測します。が、利用者からみたら改悪でしかない。
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こんなこともニッケイ新聞に書かれていました。
日本から本などの小包、もしくはダンボール箱を郵便で送ってもらうときは、書留にする必要がある。
(引用:ニッケイ新聞)
「必ず書留にする必要がある」というよりは「追跡可能な方法で送る」ということかもしれないですね。例えば、EMS(国際スピード便)であれば追跡機能も賠償補償も込み込みのサービスですが、そうでないものは必要に応じてオプションを付けたら良い、と。
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私は船便で引っ越し荷物(国際小包)を送る際、書留にもしていなく、保険すらかけていませんでした。荷物が紛失するということもなかったので結果的に良かったですが、今思えば保険くらいかけて安心を買っておけば良かったな…とも思ったり。
船便でも送り状一枚一枚に「お問い合わせ番号」が記載してあるので、追跡は可能です。異議申し立ても虚しく(泣)日本に送り返されてしまった荷物の追跡履歴はどこかの記事に貼ったはず。笑
ギフトが課税の対象?
引っ越し荷物でなくても、ブラジルに住んでいる友人や家族に小包を送ることがあるかもしれません。「課税の支払い」については荷物を送る人にも知っておいてもらいたいな…と厚かましいですが、そう思うわけで。
例えば、相手に喜んでもらおうと送ったギフトに多額の課税が掛けられてしまう…とか。万が一そうなった場合、課税対象になったことはギフトの送り主には通知されず、課税の支払いはギフトの受取人、ということになります。
必ずしもそうなるわけではないですが、良かれと思って送った物だったとしてもこうなってしまう可能性がゼロではないということです。脅かすわけではないですが。
でも、結局のところは「運次第」っていうんだから対策の打ちようがない。
「課税対象にならなかった荷物の受け取り(Correioからの通知)」「課税対象になった荷物の異議申し立て」「課税の支払い」については、こちら↓に怒りと悲しみを込めて綴っています。
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「日本へ送り返されてしまった荷物」「返送された荷物と返送料」についてはこちら↓。もちろん怒りと悲しみも詰まっています!
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海外在住者向け・通販代行サービス
ところで、インターネットを見ていると時々目にする『こぐま便』の広告。まぁそれで知ったわけですが、海外在住者向けの通販代行サービスとやらが前から気になっていました。
調べてみると、他にもたくさん海外在住者向けの代行サービスってあるんですね!
こぐまさん↓
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郵便事情の良い国であれば便利なサービスだと思いますが、ブラジルだとどうだろう…?
仮に代行会社のサービスが良かったとしても、ブラジルに(荷物が)入った時点で「輸入品」扱いにされて税関に回されるわけだから、代行会社を利用したとしても現地での受け取り対応は個人で荷物を送った時と同じような気が…。
利用したことがないので完全に憶測ですが。
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.日本から送ってほしいものはたくさんあるので、郵便事情がすこぶる良いのであれば家族にでもお願いしてたーくさん送ってもらいたいですが(笑)なかなかそうもいかないのが現実。←送れなくはないけど、リスクを負うのが嫌。
日本からブラジルまで行く(逆も然り)航空券だとスーツケース2つまで追加料金なしで預け入れられる航空会社も多いので、一時帰国することがあれば空のスーツケースを余分に転がして、帰りはそれに“お土産”をパンパンに詰めて帰りたいと今から企んでいる次第です。笑
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