入国ビザとは…?!
「そうだ!ブラジルへ行こう!」
本当にそんな感じでした(笑)ひょんなことからブラジル一人旅をしてみようと決め、航空券を購入して一安心。はじめてのブラジルにワクワクしながら、本屋さんで立ち読みしていたときに事件は起こったのです。そう、ブラジル入国にはビザが必要だと。
え…。観光でもビザが必要なの?!ビザってなーにー??!
今までの海外旅行は入国(観光)ビザの取得が不要な国ばかり。観光でもビザを取得しなければいけないなんて知らなかったので、本当に目を丸くして驚きました。完全にノリで決めた旅行だったため、出発日までもそれほど余裕がなく… 大慌てでドタバタ申請劇をスタートさせました。
観光ビザ:申請に必要なもの
当時は東京在住でしたので、管轄区であった五反田にある在東京ブラジル総領事館でビザ申請を行いました。日本国内には東京、浜松、名古屋の3箇所にしかブラジルの領事館はありません。居住地によって管轄区が決められていますので、領事館ウェブページよりご自身の管轄区をお確かめください。
観光ビザ申請に必要なものはこれだよ!
- パスポート原本
申請時に6ヶ月以上の残存有効期限、および 余白頁があるもの
- オンライン申請書
事前にオンライン登録をして、申請書を出力して行きました。領事館に備え付けのパソコンで登録することもできます。ただ、台数も少ない上に、パソコン自体もなんだか使い勝手が悪かった印象。なので、事前に用意して行くことをおすすめします。
- 証明写真
1枚(パスポートサイズ) 発行されるビザに貼付されます。
- 渡航予定のeチケット
eチケットを出力して行きました。
- 預金残高証明書
預金目安は25万以上。ブラジルでの滞在費(旅費)を保証できるか確認するようです。
私はみずほ銀行で取得申請を行いましたが、どの銀行でも申請から取得まで1週間程度かかるようです。(みずほ銀行 | 発行手数料:800円くらい)
観光ビザ:申請〜取得までの流れ
必要書類を揃えたところで、いざ!管轄の在東京ブラジル総領事館へ。
東京・五反田の領事館で申請したよ。
在東京ブラジル領事館は山手線・五反田駅前にある『洋服の青山』のビル2階です。入口を入って正面に受付機があるので、ビザの窓口で呼ばれるように番号札を取って待ちます。
領事館内はブラジルの公用語であるポルトガル語が飛び交っていましたが、窓口では日本語が話せる方が担当してくれました。日本語でOKなので一安心。
- 窓口で申請
書類に誤りがないか確認してもらいます。渡航理由を尋ねるとかは一切なし。 - 査証料の支払い
1.で指定のブラジル銀行(領事館の斜向かいにあります。)で査証料を支払ってくるように言われます。その足で支払いに行き、支払い領収書を受け取って領事館へ戻ります。
*査証料:日本国籍の人は3,500円 - 申請の続き
査証料の支払いが終わって戻ったときは、入口で受付カードを取らなくてOK。申請手続きをした窓口が空いた瞬間を狙って、支払いが済んだ旨を伝えます。
1.で確認した必要書類と、2.で受領した支払い領収書を預けて申請完了。 - ビザ受領
受け取りは申請から約1週間後で、受け取り時間が決まっています。申請時に受取日・時間が書かれた用紙をもらったような。受け取り時間はお昼の時間のみ。
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観光ビザ:無事取得できたよ
これが(と言ってもよくわからないけど。笑)発行してもらったブラジルの観光ビザです。パスポートの1ページにペタリと貼られます。
ビザ発行からブラジル入国までの期日も決められているので(発行から3ヶ月以内に入国しないとビザ失効)、申請は早過ぎてもだめ、遅過ぎたらアウト。
私の場合は後者でして、渡航までの日にちを数えながら募る焦りを抑えつつ…。しかも、お盆時期に申請したので、預金残高証明書もビザも通常より長めに時間がかかってしまいました。タイミング悪い。
ドタバタ劇と書いたけど、単に私がドタバタしていただけ。笑
書類に不備がなかったり、連休の時期でなければ申請自体は難しいことはないのでご心配なく。渡航日から逆算して申請しましょう。
追記1:オンライン申請&電子ビザが開始したようです
以前は領事館窓口でのみ申請可能、郵便受付は不可でした。しかし、2018年1月より電子査証システム(e-Visa)が開始されたようで、現在はオンラインでも申請&受領が可能なようです。
従来通りの窓口申請とオンライン申請では必要書類や手順が多少異なるようですので、詳細は領事館ウェブサイトをご確認ください。
追記2:観光ビザについて・アップデート
領事館でのビザ申請は自身の覚書として記事を残しておきますが、ビザの条件や制度がどんどん変わっていくので要チェックです。