日本から遠く離れたブラジルへと移住し、文化の違いなどからなかなか慣れずに苦労したことはたくさんありますが、その一つが自宅のブラジル式シャワーでした。
その名も「自殺シャワー」というなんとも恐ろしいネーミング(笑)最近新調しましたので、それについて紹介していきます。
ブラジル式シャワーに慣れなかったころ
ブラジルではガス給湯の家もありますが、電気給湯もとても一般的です。
もちろんシャワーをはじめとする水回りも。
シャワーを電気でなんて感電死の恐れが…怖っ!と言われたことをきっかけとし、巷で「自殺シャワー」と呼ばれるようになったそうです。
今でこそブラジル式シャワーにも慣れ不満をもらすことはなくなりましたが、移住したばかりの頃は本当に不満でいっぱいでしたね。
本当に苦痛だったなぁ…。
文化にしろ習慣にしろ、日本と違うものや慣れ親しんでいないものに対してはどうしても抵抗感を抱きがちですからね。
そして、その不満の矛先はいつもブラジル人である主人へ向くわけですから、今思えばかわいそうなことをしていたなぁ…と思ったりもするわけです。
不満満載の記事はこちら(笑)
シャワーを買いにホームセンターへ
以前書いた記事にも当時使っていた(最近まで使っていた)シャワーの写真を載せていますが、ひょんなことから壁に設置してあったそのシャワーがドンッ!!と落ちてしまいまして…。
設置部分の部品が折れてしまい、急遽新調しなければならなくなりました。
そして、その日のうちに急いでホームセンターへ。
ずらっと陳列されるシャワーの数々。日本のようなシャワーヘッドではなく、このように壁や天井につけるタイプが主流です。
お値段はピンキリですが、私たちが購入したのは130レアル(現在のレートで日本円換算:2,900円)くらいだった気がします。
ちゃんと覚えていないけど、安すぎないものを選んだ気が。
新調したシャワーがこちら!
トイレの便座交換にしろペンキ塗装にしろ、家のちょっとしたことはすべて(主人が)自分でやるので、シャワー交換も業者さんを呼んだりしません。
電気配線を扱うので少し不安もよぎりましたが…。
害虫駆除はさすがに専門業者さんに来てもらったけどね。
ジャジャーン!そして、こちらが新調したシャワー。
以前のものよりコンパクトな上に水圧が強いので、夫婦共々気に入っています。
前のは…壊れてくれてよかったかもしれない。今までありがとう。。
壁からぴろ〜んといくつかコードが出ていますが、これが完成形(笑)
コードが中途半端だろうが、壁の穴が塞がっていなかろうが、もはや気にならない域まで達してしまいました。
妥協をさらに上回る妥協!
まとめ
今回紹介したシャワーをはじめ、あらゆるもの・ことが日本とは異なりますが、郷に入れば郷に従えです。
「不満」がいつしか「愛着」に変わったりするわけですから、海外生活はおもしろい。
我が家は浴槽がなくシャワーのみなので「お風呂にのんびり浸かる」という行為はやはり恋しくなりますが、そんなときはお庭にあるプールで泳いだり浸ったりと、お風呂気分をなんとか味わうようにしています(夏限的)。