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【ブラジルで歯列矯正②】レントゲン・治療にかかる費用はいくら?

クリニック 医療・健康・美容

ブラジルでの初めての歯医者体験をシェアすると共に、自分のための覚書として「何をしたか」「いくらかかったか」などを残していきたいと思います。

目的である歯列矯正が終わるまで気づいたことなどを都度書いていこうと思っているので「初めての歯医者シリーズ」は長くなりそうです (笑)

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歯のレントゲン撮影(デンタルエックス線)をしに行く

画像:入口に「Radiologia Odontológica」の文字。「 i 」が取れてしまっているけど(笑)

ブラジルの審美歯科についてや初めての歯医者の様子はこちら!

歯のレントゲン撮影は歯医者と同じクリニック内ではできないため、レントゲン専門のクリニックへ。

外壁に書かれている Radiologia Odontológica は「歯科放射線科」という意味です。

同じ場所で検査ができないのはブラジルでは珍しいことではないよ。

待合室などはさほどきれいではありませんが(汚いわけでもない)、もはや日本のような超清潔!というのは期待していないので(笑)全くもって問題なし。

予約不要なので、自分の都合で行きたいときに行ける感じです。

受付では歯医者で「レントゲンを撮ってくるように」と渡された用紙と、身分証である外国人登録カード(CRNM)を提示。

費用60レアルは受付時に支払い。

レントゲン費用:60レアル。現在のレートで日本円換算:約1,300円。

筆者が受付を済ませている横で、ブラジル人の夫が口を開く。

近々歯医者に行きたいから僕も今日撮っちゃおっかな〜
すみませーん!お願いします〜

え…!歯科医の指示なしでも撮れちゃうの?!
(びっくりして思わず二度見)

ブラジルの歯科レベルは高いと聞いたことがあったので、特に心配はしていませんでしたね。

レントゲン機器もおそらく日本のものと大差ないのではないでしょうか。

素人目なので定かではありませんが、そんな感じがしましたね。

少し混んでいたので受付後30分程度(近所を散歩しながら)待って、撮影後にはすぐレントゲン写真を受け取れるという何ともストレスフリーな対応!

レントゲン写真を持って二度目の歯医者へ

クリニック

今回は本来の目的である歯列矯正の相談をすべく、レントゲン写真を持って二度目の診察です。

費用や期間などを確認しつつ、レントゲンを見ながら説明してもらっているところに予期せぬ事態…。

あれー?この奥歯のは虫歯かもしれないね。
私じゃよくわからないけど…。

虫歯!? まさか他のクリニックに行けとか言われるんじゃ…。

と不安に思った矢先、この日は運よく虫歯専門の先生もクリニックにいたようで

「おいで、おいで〜」と手招きをされて別の診察室に通されました。

でも目視では虫歯はわからないようで、部分レントゲンを撮って確認してもらうことに。

あれ…ここでもレントゲン撮れるの?

そしてどうやら歯の中に虫歯は隠れていたようです。しかも大きめ…。

目視確認できない上に、筆者としても全くもって痛みなし。

でも虫歯は大きいので歯列矯正をする前に抜歯することを勧められました。

えー! 突然のことで動揺…。

更には噛み合わせの関係でその虫歯の上下をセットで抜かなければいけないと。

えー!!

今まで親知らずで苦労したことは一度もなく(痛まなかった)そのせいもあるのかな…

どうなのかな… 抜歯かぁ… しかも2本なんて…。

ブラジルでの歯列矯正にかかる費用

歯列矯正にかかる費用は、矯正器具(ブランケットと呼ぶみたい)の素材や大きさによってお値段も異なるようですね。

実際にどのくらい使ってこのくらいの汚れがついたとか、これは目立たないけど壊れやすいとか、目立たないけど大きいだとか、これは丈夫だとか。

たくさんのサンプルを見せて説明してくれました。

先生に確認した内容はこちら!

矯正器具のタイプ 通院費(メンテナンス費)ブランケットの値段
一般的な銀色のブランケットを使用200レアル/月無料
小さくて丈夫な透明素材のブランケット + 金属ワイヤーを使用200レアル/月1.500レアル

⚫︎ 期間は1年半程度
⚫︎ メンテは基本的に月1回

ブランケットの1.500レアル(日本円換算:約32,000円)というのは最初だけ。

昔からある一般的な素材ではないので、お値段が少し張るとのこと。

ここに保険料やら消費税やらの細かい計算は入ってこないと思うので
歯列矯正にかかる費用は単純計算で
200レアル x 18ヶ月 + 1.500レアル = 5.100レアル(日本円換算:約110,400円)

ブラジルの物価から考えるとブラジル人にとっては決して安くないのかもしれませんが、日本人感覚だとそれでも安く感じますね。

最新技術であるインビザライン(マウスピース矯正)ももちろんブラジルですることはできますが、「ここでは(私は)やっていない」と。

お値段はもっと高く期間ももっとかかると言われました。

興味はあったけどワイヤータイプに妥協で問題ないかな〜

今日のお支払い

タブレット

2人の先生に相談・診察をしてもらって部分レントゲンを撮りましたが、なんと支払いはゼロ…!

「今日は何もしてないから」と言われましたが、日本だったら多少いくらかの請求があるはずですよね。

診察費用:ゼロ

ありがたや〜

お値段や矯正器具の参考までに、日本のとある矯正歯科のサイトを貼っておきます。

まとめ

次のステップは… 抜歯……

その後またレントゲン専門のクリニックへ行き【別の角度でのレントゲン撮影 + 矯正用の分析データ】を作ってくるように言われました。

そのデータとやらは専門クリニックで作成とのこと。

それを基に歯列矯正専門の先生が処置するという流れのようです。

このように細かく専門分野に分かれていて、その都度患者はあちらこちらへ行かなければならないのです。

仕方ないけど不便だわ〜

日本でも専門分野に分かれて諸々行ってくれているのでしょうが、検査やデータのやり取りなんかはクリニック間で当たり前のように行ってくれていますからね。

これまで考えたこともありませんでしたが、ブラジルでの体験をすると日本でのそのような対応はとても有難いことだったんだなーと実感します。

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