今回の一時帰国の一番の目的は免許更新。
海外移住後、ほどなくしてコロナ禍が始まり、あれよあれよと有効期限切れ。。
期限切れの他にもいくつかの予期せぬ問題に遭遇してしまいましたが、無事に再交付してもらうことに成功!
ここでは失効した免許の更新と、筆者が直面したいくつかの問題についても紹介していきます。
無事にゴールド免許キープできたよ〜
少し長いので、気になる項目から見ていってね。
海外滞在等やむを得ない事情があれば優遇処置あり
結論から言うと、海外在住などやむを得ない理由で免許を失効してしまっても心配は無用!
免許が失効しても3年以内かつ一時帰国後1ヶ月以内であれば、適性検査と更新講習のみで免許を再交付してもらえます。
技術試験・学科試験は免除。
実は筆者、免許をそのまま失効してしまう(更新できない)のではないかと心配になり、調べたことがあったのです。
その時の記事がこちら!
更新前の免許証の記載内容&更新環境
ではでは、ここからは筆者の体験記。
再交付前の筆者 & 免許証の状況
・住民票は抜いている。
・免許証記載の住所:海外移住前に住んでいた東京都の住所
・有効期限から1年経過。つまり失効。
・ゴールド免許
当初の予定では、本籍地のある地元の交通センターで再交付してもらうつもりでした。
でした…?フラグ…?
免許更新は一時帰国の最大の目的だったので、事前にばっちり調べ尽くしましたよ。
手順はこんな感じでしょう。
免許更新手順
① 住所変更:移住前の東京都 → 本籍地のある新潟県(実家の住所)に変更
② 免許証の再交付
シンプルにこれで完了すると思いきや…
一筋縄にはいかないものですね(泣)
免許再交付は5週間後?!
地元の交通センターに行き、早々に問題に遭遇したわけです。
受け取った用紙に書かれていたのは「お渡しは約5週間後です」という驚きの文言。
ご、ご、ご、、、5週間後??!
もう唖然…。
5週間後なんて、一時帰国の日程も終えてブラジル(現在の居住地)に戻ってきてるっていう。
状況を伝えるも、もちろん融通が利くわけもなく。。
失効していなければ地元の交通センターでも更新可能なようでしたが、アウト。
仮に失効していなく更新できたとしても、免許再交付は5週間後になるので…アウト。
車で1時間程離れた場所にある大きい免許センターであれば、更新したその日のうちに新しい免許証を交付してもらえるそうで「そこに電話して聞いてみて!」と電話番号を入手しました。
でもこの時は一時帰国ということもあり、一般回線に電話できる携帯を持っていなかったんですよね。
一時帰国でデータ通信のみのプリペイドSIMを使ってたの。
だから一般回線や携帯回線に電話することができなかったんだ〜
そこで、LINE電話を使い家族に助けを求めることに。
LINE電話はデータ通信だからプリペイドSIMでも通話できるよ!
少し足を延ばし大きい免許センターに行くのはいいとして、必要書類に変更があるのか?
一時帰国中は地元に滞在する日数も限られていたので、不備なく1日で交付してもらえるのかという不安でいっぱいに。
なので、それはそれはもうしつこい程に確認をとって(笑)翌日免許センターへ向かうことにしました。
免許再交付に必要/不要な書類
免許証の再交付に必要なもの
・失効した免許証
・パスポート(前回の日本出国日と、今回の日本入国日のスタンプ)
・申請用の証明写真 1枚
・更新手数料 2,500円
・優良講習手数料 500円(講習の種類によって料金は異なる)
・諸々の申請書類/質問票は現地で記入
「申請用」の証明写真は免許センター内でも撮れますが、「免許証用」の写真は検査 & 手続きの流れで撮影されます。
だから申請用の写真はきれいな写りにこだわる必要はないかな。
免許証の写真にこだわりたいなら持参可能だけど、日数は必要みたいだよ。
住所変更のための書類
・記載事項変更届は現地で記入
・新住所を確認できるもの(*)として、居住証明をしてもらうために父同行 … 父の本人確認(免許証、印鑑)、書類記入
(*)「新住所を確認できるもの」として候補はいくつかありますが、海外在住者にとって 1〜5 は準備するのが難しいでしょう。
- 住民票
- 公共料金の領収書
- 携帯やカード会社の支払い明細書
- マイナンバーカード
- 保険証
- 新住所 + 自分宛の郵便物(消印あり)
6 の郵便物があれば、父の同行は不要だったんだけどね〜
そうなのです。
筆者宛の郵便物を保管しておくよう家族にお願いしていたにも関わらず、すーーーっかり忘れていて、数日前にシュレッダーするというこの上ない大失態を犯してしまったのです。
そのため、筆者の居住を証明するために父に同行してもらったというわけ。
ちなみに事前にネットで調べていて必要とされていたけど、筆者の場合は不要だったものもあります。
不要と言われたもの
・戸籍抄本
・筆者の居住を証明するための家族による一筆(住民票に記す)→ そもそも住民票は抜いているので書類取得不可ですが。
状況によって必要書類も色々だね。
愚痴:苦労の末、希望住所に変更ならず
先に書いた通り、筆者の場合 ①住所変更 → ②免許更新 の手順を踏まなければいけませんでした。
居住証人として父を引き連れ(正確には連れて行ってもらい)臨んだわけですが、またもやここで問題が。
これは我が家の事情によるものだから、一般的ではないかもしれないけどね。
父は実家(A町とする)でない B町に家を構えています。
・筆者が免許証に記載したい実家の住所 … A町
・父が住んでいる & 父の免許証に記載されている住所 … B町
つまりこれでは筆者が実家住んでいる(滞在している)ことを書類上、証明できないというわけ。
言われたらその通りなんだけど…
おそらく前日電話対応して頂いた方と当日の受付は同じ方で、親身になって対応してくれましたね。
上司(?)にも確認を取り、イレギュラーではあったものの「保証人であるお父様の住所(B町)とご実家の住所(A町)は違うけど、あなた(筆者)の住所は実家(A町)に変更できます。」と、書類にもメモを残してくれました。
ここから下は愚痴だから(笑)見たくない人はスクロールして飛ばしてね。
しかし、2階の本受付に進んだら全くもって話が通っていなかったのです…。
本受付の警察官1(受付にいるのも警察官なのかな?)に一から説明しようとも思いましたが、苦労しか目に浮かばなかったので途中で諦め。
はー…、先ほどの1階での苦労はなんだったのか。
結局、住所は実家(A町)ではなく、父の家(B町)に変更されることになりました。
ここで愚痴りたいのは尊大な態度の警察官のこと!
「失効」の表記を見てハナから貶し口調。
状況を伝えると少し態度は変わりましたが、久しぶりにこうゆう残念な人に会ったなと。
隣の受付にいた警察官2も、大人しそうな若者に対してかなり高圧的でしたね。
後で警察官2にも対応してもらいましたが、筆者は先ほどの若者より年上に見えたのでしょう。
筆者に対しては丁寧な話し方と対応でしたが、人によって明らかに対応を変えるのはどうなのか。
こうゆうのは田舎の免許センターだけなのかと思いきや、全国津々浦々同じようなものですね。
同じように感じてる人がいるようでホッとしたよ。
ゴールド免許証の再交付!
適性検査と30分の優良講習を受けて、免許証を再交付していただきました。
失効していたものの海外在住というやむを得ない理由だったからなのか、更新前の「ゴールド」はそのまま引き継がれましたよ。
海外在住特例ということでラッキー!
もし旧免許が失効していなければ(かつ希望があれば)旧免許証は返却してもらえます。
筆者は特例でゴールド更新は叶ったものの、旧免許は返却してもらえず。
記念として取っておきたかったなー。
まとめ
やはり本人確認における免許証は最強だと、海外にいて改めて感じます!
日本国内に色々と協力してくれる家族がいるのであれば、免許証の住所は家族が住んでいる実家などにしておくのが都合が良いかもしれませんね。
次回こそは実家(A町)の住所に変更できますように…!
尚、海外在住者は特例として有効期限前でも免許更新が可能です。
万が一失効しても条件が揃っていれば、今回の筆者のように再交付もしてもらえます。
但し、有効期限内と期限切れとでは手続きや会場が変わるかもしれませんね。
実際に他の人より待たされることが多かったよ。
ですので、筆者は次回以降、一時帰国のたびに免許更新に行くつもりです。
これを読まれているみなさんと筆者とでは同じ状況ではないにしろ、少しでもこの記事がお役に立てたなら嬉しいです。
最後まで読んでくれてありがとうございます。