日本とはちょっと違うブラジルの牛乳
スーパーマーケットでの違和感…。
牛乳が常温で山積みで売られてるんだけど…。やばいやつじゃ…?!
とまぁ、思ったわけです。.
初めは「このスーパーだけそうなのかな?」と首を傾げたのですが、どこのスーパーも同じで常温で陳列されているんですよね。日本のスーパーに慣れていたらきっと(日本人の)誰もがそう思うはず。。
そう。常温で陳列されているのは「ロングライフ牛乳(Leite Longa Vida)」と呼ばれる製品で、名前の如くロングなライフなわけです。笑 開封するまでは常温保存で製造から賞味期限までなんと3ヶ月〜半年も保つらしいです。もちろん封を開けたら要冷蔵ですが。
飲み口をハサミでカットして開ける紙パックタイプで、お値段は良心的な R$2〜3 [約60〜90円]くらい。現地の多くの家庭ではこれをよくダース買いしているとかなんとか。
それだけ長期保存ができるってことはいろ〜んな保存料が入れられていて、健康に良くなさそうだな…と思ってしまいましたが、どうやら日本で一般的に流通している牛乳とは製造方法が異なるだけで、体に悪いことはなく栄養価も変わらないとのこと。
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我が家ではロングライフ牛乳ではなく、要冷蔵タイプ(っていう表現もおかしい気がするけど)の牛乳をよく買います。容器は写真のようにプラスチックのボトルで、キャップ付き。
青いキャップは Integral(無調整牛乳)で、赤いキャップはMagro(低脂肪牛乳)です。
このタイプは製造から賞味期限までが短く、6〜10日くらい。お値段はもちろんお店によりますが R$5〜7 [約150〜200円]くらいかな。
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ロングライフ牛乳は日本の牛乳と味が違うとかなんとか言われますが、要冷蔵タイプも日本のとは違うなーと私は思うし、まぁ味は好みでしょうね。
我が家はブラジル人である旦那がロングライフ牛乳をあまり好まないので、これからも賞味期限の短いタイプ(要冷蔵タイプ)を買って急いで消費することになるんだと思います。笑.
実際に、本当に早く飲まないと全部捨てる羽目になるよ。。
この写真の青のキャップのボトルはまさしくそれが発覚した直後で(ドロドロになっていました…。)悔しくて潰した後に「あ、ブログ用に写真!」と思って慌てて撮ったものです。
購入したのは確かに製造直後のものではなかったけど、購入時点で賞味期限まで5日あって開封したのはその翌日。もちろん冷蔵庫で保存していましたが、購入して2日目(開封して丸一日)賞味期限まであと2日もあるのに中身がドロッ…と。。
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私はコーヒーにほんのちょっと入れたいだけなので、それほど牛乳の消費量も多くないし、旦那はブラック派なので牛乳不要。賞味期限内に使い切ることもなかなか難しい。。
日本では(日本でなくてもそうだと思うけど)賞味期限の切れた牛乳を飲むのはさすがにためらいますが、今までドロッとさせた経験は一度もなかったので…。製造の違いなのか保存料のせいなのかわかりませんが、牛乳消費にそんなにハラハラすることなかったなーと。
製造日、賞味期限の見方
ブラジルの商品に明記されている製造日などの表記は日本とは異なります。
【FAB】Fabricação(製造)
【VAL】Válido or Validade(いずれも「有効」の意) *Prazo de validade:有効期限、賞味 or 消費期限
並んでいる数字は日本とは逆で、日/月/年 の順番で表示されています。
こうだと思っていますが、単語が間違ってたらごめんなさい(笑)でも意味自体はあってるはず!.
なので、その通りにこれを読むと、
製造日:2019年1月5日
賞味期限:2019年1月15日 となります。
牛乳だけでなく他の食品にも書かれていますが、見方は同じです。
この暗号のように並んだ文字列が初めはなかなか読み解けなくて、商品を持って『じーーーっ』とよく見つめたものです。笑
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ふと気になったのでWikipediaで調べてみたところ、「日本における賞味期限とは〜」と書いてあったので、もしかしたらブラジルをはじめとする他の国とでは基準が違うのかもしれません。詳しく調べていないのでそこまではわかりませんが。
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とりあえず、ドロッとした牛乳はお腹を壊してめちゃめちゃ苦しむイメージしか浮かばないので、表記されている賞味期限の日にちよりも「ドロッとする前に飲む!」を意識して、これからもドキドキハラハラしながらブラジル牛乳と付き合っていきたいと思います。笑
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