お正月もクリスマス気分のスーパー
日本ではクリスマスを過ぎるとスーパーや百貨店など、一瞬にしてクリスマスからお正月モードへと切り替わりますよね。(店員さんが遅くまで頑張っているのは承知ですが、あの瞬殺具合には正直違和感すら抱いてしまう…。)
しかし、こちらブラジルでは年が明けてもクリスマス気分は抜けません。
この写真は年明けの1/4、近所のスーパーにて。ただ、このスーパーだけでなく、レストランやパン屋、公園などでもクリスマス装飾はそのままです。
ブラジルで過ごすクリスマス&お正月は今年で2度目になるのですが、去年もこうだったっけ?と既に記憶に薄い。。笑
こうやって何も気に留めずに、あっという間に時間だけが過ぎていくのかな…なんて、ちょっとセンチメンタルな気分になってみたり。
て、まぁそれはいいとして。笑
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ブラジル人である旦那に「ブラジルはいつまでクリスマス装飾が飾ってあるのか?」と尋ねてみたところ、
1月いっぱいはこんな感じだよ〜!
との返事。
キリスト教の宗教的な考えでいうとイエス・キリストの生誕祭、すなわちクリスマスのお祝いは12/25〜1/6までなので、装飾を取り外すのはそれ以降とのこと。
この日から数えて何日後に復活祭(イースター)、そこから数えて何日後に謝肉祭(カーニバル)…のように、キリスト教の祝祭日はすべてが繋がっているので、キリスト教の祝祭日=ブラジルの年間行事って感じです。
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そういった文化や宗教の背景があるにしろ、ないにしろ、ある意味日本の一つの文化のかもしれない"瞬殺模様替え"よりブラジルくらいのんびりしていてもいいな〜と思ったりもします。
むしろブラジルだけでなく、キリスト教文化の国であれば同じ感じかもしれないですね。
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ブラジルの宗教について少しだけ調べた記事。何故ブラジルの年間行事=キリスト教の祝祭日なのかが繋がるところですね。
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ブラジルではクリスマスに『パネトーネ』というパンケーキ?をよく食べたり、贈りあったりします。こちらはブラジルで有名なメーカーのもの。日本でも買えるんですね!
ブラジルで食べられるお刺身
そうそう!クリスマス装飾の話ではなく、こっちの話をしたかったんです!笑
このスーパーへ出掛けた日、この日はお刺身が食べたい気分だったので魚屋にも向かいました。「久々に刺身が食べれるぞー♪」ってワクワクしながら店員さんと話しているところに旦那が割り込んできて…サクッとTirapia(チラピア)を注文。
えー、今ポルトガル語での会話頑張ってたのにー!ってのと、本当はSaint Peter(サンペテル)という別の魚を買いたかったので、なんだかダブルパンチを食らった感じ。大げさかもしれませんが。
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それに、Tirapia(チラピア)なんて日本では聞き慣れない魚なので食べ方もいまいちピンとこない。
どーやって食べるのよ…。お刺身楽しみにしてたのに。
むしろ、凶暴な肉食魚の"ピラニア"なんじゃ?!と思っていたけど(発音似てません?)それは違ったみたい。
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ブラジルでよく食べられる魚についてはこちらのサイトに詳しく載っていました!今までキビナゴだと思って買っていた魚もキビナゴじゃなかったっていう。笑
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Tirapia(チラピア)はブリなんかと同じ出世魚なのかな?成長段階で名前が変わるようです。でも、段階的にTirapia(チラピア)であっても、スーパーに並べられる際にSaint Peter(サンペテル)と名前を変えているという説も。.
Saint Peterのほうが名前に品があるもんね。だから名前を変えるんだろうね〜!
と旦那は納得していましたが、大らかというかなんというか…。
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てことで、この日購入したTirapia(チラピア)と、私が買いたかったSaint Peter(サンペテル)はどうやら同じ魚のようでした。Tirapia(チラピア)もSaint Peter(サンペテル)も身の締まった白身魚で、刺身としても食べられます。
でも、ブラジルで『刺身』と言ったら俄然!サーモンとマグロの二択でしょう。日本のように種類は豊富ではないです。
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ちなみに、Saint Peter(サンペテル)の発音は旦那が言うのを何度聞いても『サンぴったり』にしか聞こえなく。まさに、空耳アワー!笑 聞こえた通りに「サンぴったり」って言ったら普通に通じてたし。んー、難しい。笑
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