書類に電子署名をすることになりまして。
書類提出相手のブラジル人にGov.br(ブラジル連邦政府統一のサービス・情報プラットフォーム)での電子署名をおすすめされました。
「ナニソレ?」「どーやるの?」と疑問だらけ…。
でも、最終的にはとても簡単に電子署名することができました!
こちらの記事では画面スクショをお見せしながら、Gov.brでの電子署名のやり方を紹介していきます。
ブラジルにおける電子署名の有効性

まず、ブラジル国内における電子署名のある文書の有効性ですが、手書き署名のある文書と同じように有効とされているようです。
2020年11月13日付 政令第10.543号(政令第10.900/2021号により改正)

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Gov.brより

まず、インターネットで検索。
「assinatura eletrônica(電子署名)」と入力して検索すると、一番上に出てきましたよ。

Gov.brのサイトは、これまでにも年末調整などの税金関連やワクチン関連などでも利用しています。
そのため、既にアカウントを持っている状態での説明となりますね。

スマホアプリからもできるみたいだけど、私はパソコンでやってくよ。
Gor.brで電子署名機能を使える人

Gov.brで電子署名ができるのは「シルバー」か「ゴールド」のアカウントがある人のみだそう。
アカウントレベルはGov.brにログインした状態で、画面右上にあるアカウントアイコンをクリックすると確認することができますよ。
筆者は現在シルバーですが、数年前の年末調整で問題が発生。その際、銀行にまで行って問題解決してもらったことがあります。
そのおかげでブロンズからシルバーにレベルアップしたという経緯が。

手続きはブラジル人の主人にやってもらったから、何をどうしたのか詳しくはわかんないんだけど…。
Gov.brでの電子署名の手順
まず、Gov.br: Governo Digital を開いてください。

ページをスクロールすると手順を確認できるよ。
1. Etapa1の文章内にあるリンク【Portal de Assinatura Eletrônica】をクリックすると、電子署名のページに飛びます。

2.【Escolher arquivo】を押して、自身のデバイスに保存してある署名したい書類を選択。

3. 選択した書類を確認して、画面右下の【Avançar】を押す。

4. 署名する位置を(マウスなどの)カーソルを使って決めて、【Assinar】を押す。

5. Gov.brサイトに登録してある電話番号宛てにSMSが送られてきます。
受け取ったパスコードを入力してから【Autorizar】を押す。


ここで一度エラーが出ちゃったけど、もう一度初めからやってみたらうまくいったよ(エラー原因不明)
6. 完成!
署名された書類がダウンロードできるようになります。

このようなブラジルの行政機関から発行されたような(?)ロゴ入りの電子署名ができましたよ。


グレーで消してるところにローマ字で名前が入ってるよ。
まとめ

はじめは普段しないことを引き受けたので「めんどくさいこと引き受けちゃったな」と、若干後悔をしていたのですが…。
ただ無知なだけでしたね。思っていたよりとても簡単にできました。
Gov.br以外にも電子署名のできるサイト?アプリ?もあるようですが、ブラジル国内で使用する書類ならこれで十分良いのでは!
在宅ワークやら勤務時間の調整、ICTの活用など、時代と共に働き方も色々と変わっていきますね。
今回の電子署名は筆者にとって初めての経験でしたが、これもその中の一つなんですかね。

この記事が少しでも参考になったら嬉しいです。



