現在筆者は海外在住で、普段は日本円以外(主にアメリカドル、ブラジルレアル)を扱うことが多いです。
それらの外貨を賢く運用するには…って日々勉強中だよ!
特に海外在住者に評判の良いといわれる海外送金サービスを利用して「日本の銀行に送金してみよう!」と実際に試してみました。
ここでは、そんな送金方法や銀行口座設定、送金手数料、送金にかかる時間など、スクショ画面と共に紹介していきます。参考になると幸いです。
ここまでの流れ
ここでは Payoneerと Wiseを紐付けして、実際に送金をしていきます。
送金する前の準備として、WiseでUSD口座情報を取得したりなどが必要です。
必要であればこちらの記事もチェックしてみてね。
PayoneerとWiseを紐付ける
以下が済んでいることを前提に話を進めていきます。
⚫︎ Payoneer と Wise:いずれもアカウント登録済み
⚫︎ Wise:USD口座情報取得済み、受取先の銀行口座登録済み
⚫︎ Payoneer:お金(USドル)が入っている
作業画像はクリックすると大きくなるよ。
PayoneerにWiseの口座情報を登録する
Payoneerのホームで USD口座の【出金】を選択、次の画面で青字表記の【新しい口座を追加する】を押す。 - ①
画面右側にある【アカウントを追加】を押す。 - ②
ここから Wiseで取得したUSD口座情報を登録していきます。 - ③④
Wiseのページを開いておくといいよ。
「Wiseの住所」の右横にあるハテナマークをクリックすると - ⑤
銀行名が表示されます。 - ⑥
USD口座情報を持っている人すべてがこの銀行ではなさそうだよ。
ハテナをクリックして自分のWiseアカウントと紐づいてる銀行を確認してね!
続いて、ご自身の生年月日とパスワードを入力して、パスワード欄の下にあるボタンを押す。 - ⑦
ここまで入力した全ての入力情報が正しければ「銀行口座が追加されました」とメッセージが表示します。 - ⑧
何か入力に誤りがあれば警告メッセージが。 - ⑨
万が一警告メッセージが表示しても、正しく入力し直せばOK!
登録完了!
送金リクエストして10分ほどで、追加した銀行口座の確認が取れたとメールを受信しましたよ。
おぉー、仕事が早い!
各サービスの送金手数料を確認
為替レートの変化も気にしつつ、まずは各種サービスの送金手数料をチェック!
送金手数料の確認は 2024年3月21日時点での情報を載せています。
送金手数料 Payoneer(USD)→ Wise(USD)
Payoneer(USD)→ Wise(USD)
1000ドルを送金する場合、手数料は 30ドル
送金額によって変わるのかな〜と思い、送金額に100ドルと入力してみたら手数料は 3ドル。
送金額にかかわらず 3%なのかな?
他の方のブログには手数料2%って載ってたから、送金条件や時期によって変わってくる or 変更されたのかもね。
Wise 為替レート計算ツール
Wiseでは送金する前にこんな感じで為替レートも調べられます。
計算ツールはこちら。
送金手数料 Wise(USD)→ 日本の銀行(JPY)
Wise(USD)→ 日本の銀行(JPY)
1000ドルを送金する場合、送金手数料は 6.30ドル
仮に上に載せた額で計算してみると:
1)Payoneerから1000ドルをWiseへ送金。
2)1)での手数料が引かれ、Wiseに入金された970ドルを日本の銀行へ送金。
3)2)での手数料が引かれ、受取額は 146,194円
果たしてこれはトータル的に安く送金できたってことなのかな?
送金手数料 Payoneer(USD)→日本の銀行(JPY)
Payoneer(USD)→ 日本の銀行(JPY)
送金手数料なし
送金時の為替レートの変動に気をつけて、納得いく金額であれば送金すればOK。
過去に Payoneerからブラジルの銀行へ送金したこともあります。
当時の履歴を確認してみましたが、やはり「送金手数料」は含まれていませんでしたね。
てことは、わざわざWiseを介さなくてもいいってことじゃない?
今回調べた限り(1000ドル送金する場合)では、Payoneerから日本の銀行へ直接送金したほうが 827円多く受け取れるという結果に。
実際に送金してみたよ
ことの発端は円安のうちにドルを動かしておきたい!ということでした。
そこでパッと浮かんだのは、
Payonner(USD)から日本の銀行(JPY)に送金!ていうか換金。
そんな考えでしたが Wise は送金手数料が安い!という情報があったので、【Payoneer→Wise→日本の銀行へ送金】ならもっとお得なのかなと。
でも実際に試してみたところ、Wiseを介さず【Payoneer→日本の銀行】で送金する方が安く簡単だという結果に。
但し、送金元が Payoneerのような外貨送金サービスではなく "銀行" からとなれば、Wise(もしくはそれに類似の送金サービス)を介するとお安く送金できるということでしょうかね。
結果は出たけど、せっかくだから
Payoneer→Wiseへ送金、Wise→日本の銀行へと送金してみたよ。
お勉強お勉強〜!
送金手順 Payoneer→Wise
先にも書いた通り、以下を前提に進めていきます。
⚫︎ Payoneer と Wise:アカウント登録済み
⚫︎ Payoneer:お金(USドル)が入っている
今回は試しってことで
とりあえず100ドルだけ送ってみることに。
Payoneer ホーム「出金」の画面で必要情報を入力し、内容が正しいか確認。 - ①②
【出金】を押すと、二段階認証。 - ③
登録済み携帯番号のSMS(ショートメッセージ)に確認コードが送られてきます。
そのコードを入力して【送信】を押すと送金リクエストは完了。 - ④
画像に表示されている通りですが、送金額等はこんな感じ。
Payoneer(USD)→ Wise(USD)
⚫︎ 送金額:100ドル
⚫︎ 送金手数料:3ドル
⚫︎ Wiseへ送金された金額:97ドル
⚪︎ 送金リクエストから着金までにかかった時間:約4時間
送金手順 Wise→日本の銀行(三菱UFJ銀行)
以下を前提に進めていきます。
⚫︎ Wise:USD口座情報取得済み
⚫︎ Wise:受取先の日本の銀行口座登録済み
今度は受け取った97ドルを日本の銀行に送るよ。
USD アカウントで【送金する】を押して、受取額を日本円で確認。 - ①②
【続行】を押すと取引の目的を聞かれるので、取引理由に最も近いものを選択する。 - ③
受取人口座を選択。 - ④
送金内容を確認して、画面下にあるボタンを押す。 - ⑤
Wiseのパスワードを入力して【完了】 - ⑥
スマホの Wiseアプリで支払いを承認するように促されます。 - ⑦
二段階認証があるから安心だね。
スマホアプリで支払いを承認するとパソコン画面が「送信中です」に切り替わり、送金手配が開始されます。 - ⑨
その後、ものの数分で日本の銀行口座(三菱UFJ銀行)に着金。
入出金明細には Wiseという明記はなく、送り主(今回の場合は筆者)の名前が明記されていました。
Wise(USD)→ 日本の銀行(JPY)
⚫︎ 送金額:97ドル
⚫︎ 受取額:14,408円
⚫︎ Wiseの送金手数料:1.80ドル
⚫︎ 送金時のWiseの為替レート:1ドル = 151.345円
⚪︎ 送金リクエストから着金までにかかった時間:2〜3分
(注)送金手数料を確認した日と実際の送金日が異なるため、記事内のレート表記などに相違が見られます。参考として読み進めていただけると幸いです。
⚫︎ 送金手数料の確認:2024年3月21日
⚫︎ 実際の送金日:Payoneer→Wise 2024年3月22日 / Wise→日本の銀行 2024年3月25日
まとめ
便利便利とは聞いていた外貨送金サービス。
お金の絡むことですし、めんどくさがりが高じてどんどん先延ばしになっていたのですが…
今回重い腰を上げて調査(?)してみて本当によかったです。
ネットで調べてわかったつもりになってたけど、実際にやってみたら理解できてないことも多かったしね〜
これからもこのようなサービスを活用し、また更に便利なサービスも増えていくかもしれませんが、自分に合ったサービスを活用できるように常にアンテナを張っておきたいと思います。
こちらに Wise と Payoneer のご紹介リンクを置いておきます。
ご興味のある方はどうぞ使ってみてくださいね。