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【悲報】ブラジルで遭った車上荒らし被害

車 被害 ブラジル ブラジル

筆者は現在ブラジルのサンパウロ在住。日本での生活とは比べようもないくらい日頃から治安には気を付けているつもりですが、気の緩みでしょうか…人生で初めて「車上荒らし」に遭ってしまいました。

この体験を反省材料として残すと共に、これを読んでくださる方への治安対策にも繋がれば幸いです。

同日ビーチで撮った綺麗な写真も載せていきます。ショックな気持ちを中和されるといいな。笑

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パンデミック以来のビーチへ

サンパウロの中心部から1時間半ほど車を走らせ、向かったのはパンデミック以来のビーチ。

まだ春(10月)なのでビキニになるのは早いかと思いきや、海に入ったり日焼けを楽しむ人がたくさんいました。

ここのビーチは賑やかすぎず、心地の良い場所。

ヤシの木の下に寝転がって、のんびりリラックス〜♩

いい休日だったな~♩と良い気分のまま車へ向かうと、なんと…車上荒らしに遭っているではありませんか。

車の中めちゃくちゃ……。

車上荒らし被害の様子

車 被害 ブラジル

まず、何が起きたのかすぐに状況を把握できませんでしたね…。

助手席の窓ガラスは割られるというか、きれいに切り取られていたのです。

割られ方(切られ方)からして、その手のプロの仕業じゃないかな

…。

防犯アラームが鳴り響くのを避け、ドアは開けなかったのでしょう。

窓から身を乗り出して(乗り入れて?)車内を荒したのかな。

現場の証拠写真でも残しておけばよかったかもしれませんが、今思えばそんな余裕は一ミリもありませんでしたね…。

一刻も早くその場所から立ち去りたかったので、写真のことなんて毛頭にもありませんでした。

はじめに言っておくと、

幸いなことに何も盗られていませんでした。不幸中の幸いすぎる!

被害は助手席側の窓ガラス破損だけ。

ブラジルでの防犯対策

防犯対策としては、駐車して車を離れる際には車内に物を置いておかないこと。

ま、基本中の基本だけどね。

貴重品だけではなく、服や帽子、充電ケーブルなども含めて、何も置いておかないのが望ましいです。

というのは少し難しかったりもするので…窓から覗かれても物が見えないように隠します。

座席の下にググッと詰め込んだり、グローブボックスなどに入れたり。

でもそれよりはトランクの方が安全かもしれませんね。

もう慣れちゃったけど、座席の下に服とか入れるのは抵抗があったよ。

日本は比較的安全な国なので車上荒らしや窃盗など、常に頭にはないかもしません。

少なくとも、私はありませんでした。

でもブラジルではそれが起こり得る国なので、多くの人は日頃からそういう対策をしています。

車上荒らしで狙われたもの

私達もそのような対策をしていましたが、油断していました。

これが気の緩みというものなのでしょうか…。

保冷バッグを車内に残して車を離れてしまったのです。

100円ショップのDAISO(ブラジルでは「100円」では買えませんが)で購入した保冷バッグ。

まさにこのバッグ。これが狙われるなんて想像もしないでしょ…。

見るからに保冷バッグとわかるし、決して高価な物には見えない。

その考えの甘さから、被害が起きてしまったのかもしません。

実際に荒らされていたのは、

  • 助手席の足元(座席の下ではない)に置いていた保冷バッグ。中には水のペットボトルと、ポケットティッシュ。
  • 助手席前のグローブボックスの中
  • 助手席と運転席の間のコンソールボックスの中

ケースに入れていたティッシュはファスナーが開いていたので、お金などが入っていないか開けたのでしょう。

後部座席下には服やら帽子やらジャケットやら、実は結構隠してあったのですが(汗)そこは荒らされていなく、畳んだ服もそのままでした。

窓ガラスにはカーフィルムが貼ってあったけど、見えちゃうんだね…。

防犯対策として、日頃から助手席前のグローブボックスに貴重品を入れるということもありました。

今回もし同じようにグローブボックスに貴重品を入れていたら、完全に盗まれていたでしょう。。

「鍵をかけた車には誰も入れない!」なんていう安心はしてはいけませんね。

犯人に出くわさなくてよかった

不幸中の幸いのもう一つは、車上荒らしの最中に車に戻らなかったこと。

万が一犯人に出くわしていたら「財布とスマホを出せ!!!」と言われていたかもしれません。

もし抵抗して、彼らが銃を持っていたら…と考えると本当に恐ろしい……。

想像しただけでも恐ろしすぎる……。

日本では考えられないかもしれませんが、それがブラジルでは十分に有り得る話なのです…。

泥棒が狙っているもの

犯罪(泥棒)グループは、現金はもちろん、スマホも狙います。

スマホ本体は高価な上に、多くの人がスマホの銀行アプリを使っていますから。

泥棒は銀行アプリのPIXという即時決済システムで、自分宛に送金するのかもしれませんね?

「PIX詐欺」なんて言葉も存在するくらいだし。

(パスコードを入れないと送金できないので、犯人単体ではすぐに犯行には及べないはず。)

PIX決済について、参考までに貼っておくよ。

余談ですが、ブラジルはキャッシュレス決済がとても進んでいる国です。

100円程度の安い買い物でもカード決済ができたり、スマホアプリやPIXを使って支払いできる場所がとても多い!

スーパーやレストラン、小さな商店でもそうだし、今通っている歯医者でもカード決済よりPIX決済をお願いされたくらい。

カードとスマホがあれば困ることはさほどないので、現金を持たないこともありますね。

犯罪を気にしなければ、本当に便利でしかない!

初めて感じる複雑な心情

さて、この被害に遭った日は家に帰ってからもずっとショックで立ち直れませんでした。

車上荒らしによる恐怖や悲しみではなく、「起こり得ないと思っていたことが起こった」というショックでしょう。

ここはブラジルなんだ…ブラジルに住んでいるんだ…

そう再認識させられた出来事でした。

ちなみに、サンパウロ出身の主人も車上荒らしに遭ったのは初めてだったそう。(他の被害経験はあり。)

今回、唯一の被害である窓ガラスの修理費用は290レアル。思ったより高くなくてホッとしました。

あとはカーフィルムを貼れば元通り。

被害が窓ガラスだけで本当によかった〜〜〜!

車上荒らし被害から得たもの

ここで得た教訓。

  • たとえ保冷バッグでも車内に放置しない。
  • 自分では安価、貴重品は何もないと思っていても他者にはわからない。
  • グローブボックス、コンソールボックスも危険。
  • 鍵をかけた車であっても開けられてしまう。

車だから安心なんてことは何ひとつない!

ここまで怖いことを書いておいてなんですが、治安の心配以外は楽しいことや良いこともたくさんある国です。

今まで以上に気を引き締めて、海外・ブラジルでの移住生活を送ろうと思います。

みなさんも治安対策を怠らずに、旅行をしたり、海外での生活を楽しみましょうね!

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