日本から遠く離れた南米・ブラジルへと移住し、日本とは大きく異なる文化や習慣、言語など、それらを原因とする精神的ストレス、いわゆるカルチャーショックも体験。それが原因か、思春期以来のひどいニキビ(大人ニキビ)にも悩まされました…。
さて、今回はニキビやアクネケア商品についてを、またそれらをポルトガル語で何と言うのかもお伝えしつつ実際に試したアクネケア商品のレビューを載せていきます。
悩まされる「大人ニキビ」
顔いっぱいに広がるニキビに悩まされていた若かりし頃。東京・新宿のとある皮膚科クリニックに通っていましたが、「なんでもっと早く(こんなに酷くなる前に)来なかったの!?」と初診からガツンと怒られてしまった苦い思い出があります。ハハ。
それ以降はニキビができても当時ほど酷くなることはありませんでしたが、ここにきて… 移住して… ブラジルに来て… こんなに悩むことになるとは。しかも厄介な「大人ニキビ」。
私の場合、慣れない異国での生活 → ストレス → ホルモンバランス崩壊 → ニキビ → ニキビ痕… という感じでしょうか。自分に合う(合いそうな)基礎化粧品にもまだ出会えていなかった頃だったので、内面だけではなく肌そのものにもストレスを与えていたのかもしれませんね。
<大人ニキビとは>
【原因】
生理周期やストレス: ホルモンバランスが崩れがちになります。それにより、皮脂分泌が過剰になったり、肌荒れをおこしやすくなります。【特徴】
引用元:くすりの福太郎
・オイリー肌の人だけでなく、乾燥肌の人にもできます。
・ほほや口周り・あごなどに、一つ大きくできることが多く、また、同じ場所に繰り返しできたりします。
・季節を問わずでき、治りにくく、化膿しやすく、色素沈着しやすいです。
思わず当てはまるところを太字にしてしまったけど(笑)治ってもニキビ痕に色素沈着に…本当にへこむね。
そもそも慣れない海外生活云々は関係なく、単純に内側からガタが来ていただけかもしれません…。
ただ、常にこの悩みを抱えるようになったのはブラジルに移住してからなので、年齢によるものではなく、海外移住におけるストレスが原因なんだと位置付けたい!笑
ポルトガル語で「ニキビ」はなんて言う?
当然ですが、ブラジルにもアクネケア商品は売っています。薬局へ行けば簡単に買えるんじゃ〜?なんて思うかもしれませんが、大間違い!
保湿化粧水や洗顔料を探すときもそうでしたが、専門用語がわからないと店頭で頭を抱えるハメに。「アクネケア」と一口で言ってもたくさんの種類があるので、事前にインターネットで商品パッケージを覚えてから行くことを強くおすすめします。
Sabonete para acne(アクネケア洗顔料)を検索!
これらはだいたいどこの薬局でも買えるよ。
ポルトガル語で「ニキビ」は espinha(エスピーニャ)、「アクネ」は acne(アキニ)と言います。アクネケア商品には "Espinhas なんとか〜" や "Ante acne" 、"〜 para acne"(例:ニキビ用洗顔料 - Sabonete para Acne)などと書いてあるので、それらを目印に選ぶとよいでしょう。
アクネケア商品使用レビュー:Acnezil
様々なブランドやメーカーからアクネケア商品が出ていますが、「どれがおすすめ?」と聞かれると答えるのは難しいです。しかし、悲しいことにまだまだニキビには悩まされているので、色々と使ってみて実体験としてレビューをしていきたいと思います。
まず、お肌タイプはノーマル(年齢肌)です。
Acnezil というメーカーのアクネジェル。
Gel Secativo Antiacne Para Cravos e Espinhas(10g)
- R$10くらい [日本円換算 約300円]
- 「安くて治れば万々歳!」と思い(笑)IKEZAKIで購入
- ベタつきなしの透明ジェル。患部を乾燥させるドライジェル。
- 患部に塗布した瞬間、ツンとしみる刺激あり(我慢できるレベルの軽い刺激)。乾燥すると患部を皮脂や汚れからガードをする透明の膜状に。
- 昼夜問わず使えるように謳っているけど、お化粧を重ねる場合は膜が剥がれたりカサカサポロポロになってしまうので併用は悩ましい。お化粧をしない場合や夜用であれば問題ない。
- 商品としては当たり障りないかな…といった感じ。
アクネケア商品使用レビュー:Nupill Derme Control
Nupill Derme Control というメーカーのアクネジェルと保湿ジェル。
Gel Secativo Para Espinhas(22g)
- R$23くらい [日本円換算 約650円]
- Drogaria(薬局)で購入
- 滴るほどのさら〜りと軽い透明のジェル。患部を乾燥させ、膜状を作るドライジェル。
- ジェルがさらりとしている分、乾燥後の膜は薄く目立ちにくい。
- こちらもお化粧を重ねると膜が剥がれたり浮いたように見えるので併用は悩ましい。ただし、上記の商品よりこちらの方がカサカサ感は目立たない。
Gel Hidratante Facial(50g)
- R$21くらい [日本円換算 約600円]
- Drogaria(薬局)で購入
- ニキビなどの敏感肌向けの保湿ジェル。オイルフリー。アロエベラ使用。
- ジェルの延びはそれほど悪くなく、さらっとした付け心地。
- 注)冬の乾燥する時期に使用。お肌の奥まで浸透するような保湿感は得られず。つっぱり感。ただそれはやはり使用時期が悪かっただけかもしれません。
いずれのアイテムも「年齢肌」「大人ニキビ」だからこそ、残念ながら求めている効果は得られませんでした。使用したのがとても乾燥する冬の時期だったので、それも強く影響しているのかと。
レビューとしてはあまり良くないコメントかもしれませんが、決して商品のせいではなく、使用時期をや肌質の問題なのかなと思います。
まとめ
「効果にお値段は比例しない」と思っている人間なので(笑)上にも書いた通り「安く治れば万々歳!」とお財布に優しいものから試してみましたが、年齢を重ねるとその理論は覆されるのかもしれませんね。若い頃は何を使ってもお肌がピンピンしていたので「"効果にお値段は比例しない" 論」が通用しましたが、
そういえば私……
もう若くなかったー!
そんな事実を受け入れつつ、今は今回レビューしたものより少し高めのものを使っているので(笑)使い終わったらまた書きたいと思います。日本にいるときもそうでしたが、自分の肌に合う化粧品を探すのってやっぱり大変ですね。