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【新型コロナ】私が暮らすブラジル・サンパウロの様子

コロナ 医療・健康・美容

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。世界中の様子もニュースで目にすることが多いですが、ここではブラジル・サンパウロに住んでいる筆者の周りの状況やコロナ対策などをお伝えします。ブラジルの現状を報道する日本のニュースにも違和感も覚えたので、それも合わせて書いています。

注)コロナの状況は日々変化していますので、こちらの記事は執筆現在の状況と捉えてください。

 

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現在のサンパウロの様子

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。これからどうなるのでしょう…。まさか自分が生きている間にこんな大変な事態に陥るなんて……と思っている方も多いのでは?

当然のことながら(笑)私もそうです。

 

自分だけは被害に遭うわけない…自分だけは事故に遭うわけない…とか。なんなんだろう、この根拠のない自信って。

 

corona

 

さて、私が暮らすサンパウロでは、2020年3月24日にQuarentena(クアレンテーナ)、日本で言うところの「外出自粛令」が発令されてからというもの、その期間は延長延長延長延長……でなかなか解除されません。執筆時(2020年6月1日現在)にも新たに期日が設定し直されましたが、また延長されることも十分に考えられます。

サンパウロでは日本より早い段階で公共施設や文化施設、大きな公園などが閉鎖し、営業可能な商業施設は生活に必要なスーパーやパン屋、銀行、薬局、ガソリンスタンドくらいでしょうか。レストランは通常営業不可、テイクアウト販売のみ可。この状況は未だに続いています。

 

ブラジルにおける新型コロナウイルスに関する最新情報やサンパウロ州政府による措置は、日本国領事館ホームページよりご確認くださいね。

 

日本の報道に若干の違和感…。

私自身あまり日本のニュースを見ていないのでよくわかりませんが…でも確かに、異常なほどに日本の家族や友達から心配の連絡をもらいます。

 

stay home

 

遠く離れていても気に掛けてもらえるのはとっても有難いことですけどね。でも「なぜここまで…」と言うのも正直なところ。

こちらはブラジル在住の他の方のブログ記事。共感したので貼っておきます。

 

 

すべてが日本で報道されている通りじゃないよー!ってことね。

 

周辺の状況やコロナ対策

私はQuarentenaが発令される前から「外出」といえば週一回程度のスーパーへの買い出しのみ。でも、最近は少し外出することが増えてきましたね。基本的に家で過ごすのは好きな方ですが、禁止や制限されると人ってのは不思議と反抗したくなるもので…。笑

 

ひげめがね

 

サンパウロ全域がどうなのかはわかりませんが、あくまで私が行動する狭いエリアでの話。

スーパーやパン屋、デリバリーを扱うレストランなど、対策はもちろんそれぞれ違うものの、アルコールジェル or スプレーの設置、目の前でカートをアルコール消毒、入店前に手洗い、検温、マスクの付け方チェックなど、結構しっかりとしてる印象があります。

 

この写真はスーパーのレジ前にて。「並ぶ時に距離を空けてねー!」というポスターや表示は多くのスーパーで見かけます。

 

ソーシャルディスタンス
画像:スーパーのレジ前(床)に貼られているソーシャルディスタンスを促すポスター

 

 

その他のコロナ対策

これもまた他州についてはよくわかりませんが、サンパウロには日本には馴染みのない「Rodizio(ホジージオ)」と呼ばれる渋滞緩和のための車輌規制があります。これはコロナ対策ではなく、車社会のサンパウロでは日頃から行われている渋滞緩和の制度。ナンバープレートの末尾によって運転してはいけない曜日や時間帯が決められています。

 

women

 

執筆時点では通常ルールに戻りましたが、コロナ感染対策・外出自粛対策として一時期はより厳しいRodizio(ホジージオ)の規制が設けられていました。

『車を利用できない=外出が減る』ということですかね。

 

メトロとかバスは動いているから、外出しようと思えばできるんだけどね!

 

そして現在は、外出時のマスク着用が義務になりました。公共スペースや公道・公共交通機関・商業施設・産業施設などでマスクを着用していない場合は刑法違反になることがあるようです。R$500の罰金だったかな?

これは駅の近くに貼られていたポスター。「地下鉄・電車・バスではマスクを着用すべし!」という内容です。

 

マスク
画像:駅前に貼られているマスク着用義務のポスター

 

マスク習慣のある日本ではマスクをしていても当然違和感はありませんが(むしろすっぴん隠しにちょうどよかった。笑)、マスク習慣のないブラジルでみんながマスクをしている姿というのはとっても異様!!まぁ、この状況下では仕方のないことですけどね。

 

一度マスクをしている(させられている)犬も見たよ!笑

 

外出時の様子をお伝えすると、こちらは街の至る所にトレーニング器具が設置してあるんですが(日本にもあればいいのに!)、それらを使ってトレーニングをしたりランニングしている人もマスクは着用してます。

Parque(大きな公園)などの公共施設は閉鎖しているので「気分転換に公園へ♩」ということのもできないのは辛いのですが、Praça(小さな公園/広場)では散歩をしている人や広場で遊んでいる子供達ももちろんマスク姿。ブラジル人も意外(?)とルールを守っている人が多いです。

 

 

ブラジルのコロナ感染者数・死亡者数

ブラジルにおけるコロナ感染者数や死亡者数は、報道のとおり増え続けています。それに対して恐怖を感じますが、それらの数値が増える(多い)のは人口数から見ても仕方がないことのようにも思えます。

世界で5番目に人口が多い国だからね。分母がデカすぎる!

 

女性

 

とはいえ、感染者数・死者数共にまだまだ増加傾向にあるので油断禁物!おそらくまだまだ増えるでしょうね…。優に想像できるのでちっとも気が緩みません。怖い。

余談になりますが、私はコロナには関係なく乾燥の季節(ブラジルはもうすぐ冬なので!)に体調を崩すことが多いので、今はそちらにも気をつけてます。サンパウロの乾燥は東京よりひどいんです…。

 

これは昨年の昨年の冬のできごと。

コロナ禍のこの状況で病院のお世話になりたくないですね。

 

まとめ

以上、執筆時点(2020年6月)でのブラジル・サンパウロに住む筆者の周辺状況とコロナ対策でした。

様々な情報や憶測が飛び交っているので正しい情報をキャッチするのはやや困難ですが、引き続き、みなさんご安全に!早く元の生活に戻るといいですね。

 

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