ブラジルの永住権を取得しました!
日本からブラジルへ移住(渡航)して約6ヶ月。国際結婚の手続きを経て、ようやくブラジルの永住権(正確には「居住許可」)が取れました!! スムーズに進まない現地ブラジルでの手続きにイライラしたり、悲しみに包まれたり…。でも振り返ってみると「なんとかなるもんだなー」とも思えたり。笑
永住権申請!ファイナル!と題して(笑)手続きをまとめていきたいと思います。
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日本から『犯罪履歴証明書』が届いたよ(再取得)
あのひどい悲しみに包まれた(前回の)永住権申請日。

日本の警視庁で取得してきた『犯罪履歴証明書』ですが、ブラジルでの永住権申請日にほんの少し有効期限が切れていたという…。激しく落ち込みました。。
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悲報はこちら。
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Paulista(São Paulo)にある日本領事館で『犯罪履歴証明書』の再取得申請をし、期待をまーったく裏切ることもなく、申請してから2ヶ月半が経った頃に「警察証明が届いたから取りにきて〜」と電話がありました。
電話は日本語対応OKでした。電話口の方は日本人だったのかな?
そして、電話があったその日のうちに領事館へ向かい、いとしの!犯罪履歴証明書を入手!!
『犯罪履歴証明書』取得申請日:2018年11月5日 → 受取り:2019年1月16日
(領事館からの連絡:2019年1月16日)
『犯罪履歴証明書』の翻訳依頼
『犯罪履歴証明書』を手にしたその足で、これまた何度足を運んだかわからない Liberdadeにある翻訳事務所へ!

犯罪履歴証明書の翻訳依頼だってこれで(無駄に)二度目になります。二度目だからって特典があるわけでもない!
とはいえ、翻訳するには開封しないといけません。
翻訳事務所で開封してもらうわけですが、新しく取得した犯罪履歴証明書の「発行日」が新しい日付で明記されているのを確認して、ようやくほっと一安心。
これが日本で取得した書類の「再発行」だったらマジでシャレにならん!!と思っていたので、確認するまでは本当に不安でいっぱいでした。
つまり、こういうことです。
旧書類の「再発行」= 発行日が「2018年6月19日」の書類を再度発行 → ということは、新たに申請したにも関わらず、有効期限がとっくに過ぎている書類が手元に届くことに…。そんな書類を入手しても全くもって無意味なので、想像しただけで泣けるお話です。
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犯罪履歴証明書の翻訳依頼日:1/16 → 受取り:1/18
翻訳料金:R$80 [約2,400円] 翻訳書類受け取り時にお支払い。
「アポスティーユ」とはなんぞや。.
『婚姻証明書』の再発行
ブラジルで入籍した日にもらった『婚姻証明書』も犯罪履歴証明書(再取得分)の到着を待っている間に有効期限が切れてしまったので…。再発行してもらいました。

なんとも無駄な…手続きの繰り返し。。
旦那がオンラインで再発行申請をしようとしてくれていましたが、途中でめんどくさくなったようで…諦めて直接最寄りのCartório(役所)で申請することに。窓口で「なぜ再発行が必要になったのか?」と状況を説明して、手続きに必要な書類を用意してもらいました。
あくまで旦那の性格の問題なので、(オンラインの)手続き自体がめんどくさいわけではないと思います。なので、オンラインでも申請できるのでは、と思います。
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婚姻証明書は申請したその日にすぐ再発行してもらえます。
Polícia Federal(連邦警察)での手続きに係る料金の支払いは【事前にネット支払い → その領収書を持参】というパターンが多いですが、Cartórioでの支払いはその場でOK。
婚姻証明書はポルトガル語で書いてあるので、永住権申請のための書類としての翻訳は不要。何語に翻訳するねん、って話ですしね、もちろん不要です。
<婚姻証明書の再発行に必要なもの>
- パスポート - 提示(私)
- RG - 提示(旦那の身分証明書)
- 窓口で用意された書類にサイン
- 再発行料金:R$34だったか、R$37だったか。
*最初に取得した婚姻証明書のコピーを持って行きましたが不要でした。原本も不要。
婚姻証明書の再発行申請日&受け取り日:共に1/18
永住権申請!ファイナル!
いよいよ最終章!笑
新たに取得した犯罪履歴証明書と婚姻証明書のコピーを用意して、永住権申請用に書類を揃えました。犯罪履歴証明書は原本 [表・裏]、翻訳書類 [表]、アポスティーユ [表] をコピー。婚姻証明書も表面だけコピー。いずれも認証付きコピー(Copia autenticada)ではなく、普通にコピー(複製)しただけで大丈夫です。
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Polícia Federal でコピー(複製)を依頼すると詐欺レベルの金額を請求されるので…、自宅 or Polícia Federal 付近ではない Papelaria(コピー屋さん)で準備して行くことを強く!強く!おすすめします。
認証付きコピー(Copia autenticada)についてはこちらに載せています。ご参考まで。
永住権(居住許可)申請に必要な書類などは、こちらに悲しみと共に載せています。手続きには「旦那の写真も1枚必要。」と言われたので用意していたのですが不要でした。ブラジル人はやっぱり言うことが違う。
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"Polícia Federal 判断"と言われる二度目の観光ビザ延長を経て、何度目かわからないくらいの挑戦です。もはや「挑戦」「チャレンジ」そういった言葉がぴったりです。
この日はすごく混んでいたので覚悟していたのですが、意外と早く(早いかな?)30分ほどで窓口に呼ばれました。書類に不備がないかドキドキしながら無!事!に!書類チェックを終え、ほっとしたはいいのですが、その後全く呼ばれずに…待つこと3時間……。
その後「ようやく呼ばれたー!」と思ったら、書類に押す親指の指紋を取るだけに呼ばれ、またもや待機。さらに30分くらい待って、次は手の指10本の指紋を取るために呼ばれました。
この要領の悪さよ…。全部一度に取れよ!!なんて心の中では暴言を吐きまくりでしたが、口外することはなく。
指紋を取り終わった後、「私)また待ってればいい?」「Polícia)待たなくていいよ」「私)終わり?」「P)そう、終わり!ちゃお〜!」「私)えぇ??!」ってな感じで、特に説明もないままバイバイされそうに…。慌ててブラジル人である(ポルトガル語ももちろんわかる)旦那を呼び、本当にこれで手続きが終了なのか確認してもらいました。
その後、手続きに係った(こちら側で用意した)書類とPolícia Federal 側で作成した数枚の書類が加わった分厚い紙の束を持って「帰ってよし!」と。ここでようやく手続き終了です。危なかった。笑.
とはいえ、本物のカードが貰えたわけではなく、この写真のようなペライチのプロトコルと登録証明書(名前等は消しています)を以って、許可が下りたとのことです。
なんともまぁ、実感のないこと!笑
このペライチ(登録証明書)の有効期限は7月なので、それまでに本カードを発行してもらえば良いらしく「4月か5月くらいにまた来てね〜!」なんて言われたけど、このアバウト感がまた怖い。笑
とりあえず無事?に永住権申請=外国人登録(RNM)が済んだので、ブラジル現地での生活に必要となるCPF(納税者番号)を取得したり、銀行口座を作ったり、ブラジルでの就労も可能になります!
併せて、ブラジル国外へ出ることも可能になりました。やったー!…て、特に旅行の計画もないですが。
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観光ビザ延長(2回目)申請料金支払いの確認
さっきの章で"最終章"と書いたけど、まだ終わらない(笑)但し、ビザを延長していなければ手続きはここ↑で終わりです。.
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指紋を取った後、ビザ延長手続きの窓口で延長料金が支払われているかを確認します。必要書類を提出して、5分で終了!
<延長料金の支払い確認に必要なもの>
- パスポート - 提示
- 二度目の延長申請をした際にもらった書類
- 延長申請料金(R$100)のネット決済後の支払い領収書
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ブラジルでは通常、観光ビザでの滞在は年間で合計180日を超えることは許されません。ただ、今回のような手続きなどで Polícia Federal が許可をすれば、観光ビザで180日以上の滞在が可能になります。
もちろん延長手続きを取らなければ「ビザなし」になるので不法滞在となり、罰金の支払いが命じられることになります。
万が一、延長申請の時点でビザの期限が切れている場合は、申請料金(R$100)に加え、不法滞在と見なされる期間1日につき R$100の罰金が加算されるとのこと。
罰金を支払いさえすれば強制送還されることはそうそうにないようなので(領事館の人も言ってた。)そう考えると、さほど心配は要らないのかもしれません。
しかし、1日につきR$100はきつい…。単純に日本円換算するとR$100→3,000円くらいですが、現地の物価を考えると高いと思います。
二度目の観光ビザ延長申請日:1/4(最初に延長した観光ビザの有効期限最終日)
ビザ延長料金:R$100 *指定された期限までにネット決済
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案の定、書いてて長くなりました。でも…厚かましいですが(笑)これを読んでくれているどなたかのお役に少しでも立てたら嬉しいなぁーなんて思ったり ^^
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