移住先であるブラジルでの初めての歯医者体験(歯列矯正)をシェアしつつ、自分のための覚書として「何をしたか」「いくらかかったか」などを残していきたいと思います。
今回は「初めての歯医者シリーズ(笑)」三回目だよ〜
前回までのあらすじ
前回までの流れはこんな感じです。
ここまでで、ようやく歯列矯正を始める準備ができました。
そう。ブラジルでは歯医者任せではなく、自分で準備を進めなければいけないのです。
セカンドオピニオンで "日本の銀歯" を褒められる
歯医者で歯列矯正の相談をし、指示通りに専門クリニックでレントゲンを撮ってもらったりしていましたが、実はその間、セカンドオピニオンを受けていました。
歯列矯正前の準備として、親知らず2本を抜歯をするように言われたことが気になり(抜きたくなく)
ブラジル人夫の歯の治療時期とがちょうど重なったこともあって、主人の通う歯医者(歯科医は主人の友人)を訪れることに。
その友人(歯科医)に診てもらっている時、
この銀歯はブラジルのとは違うね?!日本で?
いいね!すごくきれい!!!
そのお宅は家族揃ってみなさん歯科医らしいのですが、
「この銀歯を父親にも見せたいし、(歯科大学でも教えているので、その)生徒達にも見せて紹介したい!」などとちょっと興奮気味で絶賛してくれました(笑)
銀歯を褒められたのは初めてだったけど、なんでも褒められるのは気分がいいね。
人生で初めての抜歯
セカンドオピニオン最初の検診では「親知らずの虫歯は抜歯せずに治療できる」と言われたのです。
すっかりそのつもりで、その歯医者へ二度目の訪問。
いざ治療を進めてみると想像以上に虫歯が大きかったようで…
親知らずだし虫歯だし、治療してまで保存する必要なし!
あれよあれよと抜歯をする流れに。
えー!
結局、心構えする暇もなく虫歯の1本を抜歯。。
その後痛むことも腫れることも全くなく、上手に抜いてもらえたようで感謝感謝〜
と、ここで不思議なことを言われたのです。
今日はしっかりアイスを食べてね!
ブラジルでは抜歯後、口内を冷やすためにアイスを食べるというのが一般的なようです。
ブラジルに住んでいた日本人の友人も歯医者で同じことを言われたそう。
面白いな〜と思ってブラジル人の友人やポルトガル語の先生(ブラジル人)にも聞いてみたところ「それが普通だよ!」と言われ、思わず笑ってしまいました。
歯医者がアイスを勧めるなんて、なんだか不思議だよね!
セカンドオピニオンの費用
なんと、セカンドオピニオンの治療費はゼロ。
というか物々交換といった感じでしょうか。
お金ではなく、治療費に相当する物を(主人が)渡しています。
主人の治療費もこれに同じ。
但しこれがブラジルの一般的な話というわけではなく、主人と歯科医が友人だから有り得る話なんだと思います。
日本じゃいくら友人でも有り得なそうですが、どうでしょう?
個人的にはこのようなシステム(?)に対して「不思議だな〜」という感覚すらなくなっていたのも正直なところ(笑)
ブラジルでこのような話は他にも聞いたことがあるよ!
2回の診察&抜歯の費用:ゼロ(物々交換)
歯列矯正データを作成しに専門クリニックへ
まず、日本とブラジルが違うのはこれ!
歯列矯正の分析データを作ってもらうために、歯科医の指示書を持って専門クリニックへ。
いくつか検査してもらって、また一週間後に分析データを受け取りに向かいます。
受け取ったデータは開封厳禁!というわけではないので「見てみよ〜」と覗いてみるとこんな感じ。
書類にはどのように矯正するのか細かいデータがいくつもありました。
もちろん見ても全然わかりませんが、日本ではこのような書類に目を通すこともないので貴重だなーと。
石膏の歯型模型も。
これらを持って、また歯医者へ行くのであります!
検査&分析データ・歯型模型の一式にかかった費用は184.50レアル。
現在のレートで日本円換算:約4,500円。
失敗談:不要なレントゲンを撮ってしまった
この専門クリニックでの失敗談。
まず、歯医者でもらった指示書(上項に貼ってある1枚目の写真)の存在をすーっかり忘れていました。
それでも「Panorâmica(パノラミカ)を撮らなきゃいけない!」ということだけを覚えていて、
且つ、レントゲンのことを Radiografia(ハジオグラフィア/学術的な言い方)や RaioX(ハイオ シス / 会話でもよく使う言い方)ということも前回の診察で覚えていました。
そしてなんと、撮らなきゃいけない!と思っていた Panorâmica も Radiografia や RaioX に加えて「レントゲン」を指す言葉だったのです。
別名が多すぎる!
どんな失敗をしたか想像ができてきたかもしれませんが…
歯医者からもらった指示書の存在を忘れたまま
➡︎ レントゲンクリニックへ行って "panorâmica" を撮ってもらう。
➡︎ 「本当にこれで合ってるの?前も同じの撮ったよね?」と主人から非難&喧嘩(汗)
➡︎ 指示書発見!
➡︎ 指示書には "panorâmica不要" の文字…。
レントゲンを撮りに行った時、確かに「これで合ってるのかな?」という不安はありました。
ただ "panorâmica" を頼めば歯列矯正に必要な分析データを作ってもらえるものと思っていたので。。
いわゆる商品パッケージ的な名前なのかと思ってたんだよね。
無駄な出費となりましたが、これはお勉強代とします。。
勉強代:60レアル
現在のレートで日本円換算:約1,500円。
以前レントゲンを撮ったことを記事にしてから5ヶ月。
前回記事を振り返ってみると、この5ヶ月でレントゲン代だけ見ても約200円も変動していますね。
日本の円安も大きく騒がれていますが、ブラジルレアルの価値もなかなか低迷を続けています。
まとめ
やろうやろう〜と思って先延ばしにしていた歯列矯正。
重い腰を上げて、ようやくここまで辿り着きましたよ〜
⚫︎ 虫歯治療(親知らずだったので、結局抜歯)… 親知らず2本抜いてくるように言われたけど、結局1本しか抜かず。
⚫︎ 歯のレントゲン撮影
⚫︎ 歯列矯正のためのデータ作成
次こそはいよいよ矯正器具を装着できるのでは!