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こんなにも切ないことがあっただろうか(大げさ)。
永住権を申請に行ったのが10月最終日。Polícia Federal に到着したのが遅かったこともあり、順番を呼ばれるまで3時間近くもかかりました。そしてその後、聞きたくない事実を耳にするのです。。
あの日起きた悲劇により、またも「犯罪履歴証明書」を入手しなければいけなくなりました。しかもここ、ブラジルの地から。それを避けたくて日本で入手してきたのにな‥(遠い目)
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ブラジル(São Paulo)で犯罪履歴証明書を取得するには
以下はSão Paulo州に住む私の場合です。

もしかしたら地域によって取得方法が異なるかもしれません‥。
【申請場所】 Paulistaにある在サンパウロ日本国総領事館
領事館のホームページに犯罪履歴証明書の発行について(たぶん)書かれていなかったので不安でしたが、問題なくこちらで申請できました。
【開館時間】 9:00〜12:00 / 13:30〜17:00
平日でも曜日によって空いていない日もあるので、行く前にホームページ要確認!尚、受付を通してもらえるのは午前は9:00、午後は13:30を過ぎてからで、少しでも早いと入れてもらえません。(5分前行動したけど入れてもらえなかった。)
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申請に必要なもの
- 申請用紙(3枚)
窓口で用意してもらえます。
『警察証明書再発行依頼書』という用紙で文書に書かれている内容に納得がいかず、「この用紙で本当に良いのか?」「何故、再発行依頼書なのか?」と、しつこいほど質問してしまいました。
※ 再発行の場合は前回発行された日付と同日記載の書類を発行することになるので、新たな日付の書類を取得するためには、新規申請をしなければいけません。それなのにこの依頼用紙でいいっていうのが納得がいかなくて‥、ね。 - パスポート 原本提示
- 戸籍謄本 原本提示
有効期限(発行日からの期限)があるはずですが、特に何も言われなかったので問題はなかったのかな。ちなみに、提示したものは発行されて5ヶ月になるものでした。 - 現住所を証明できるもの
公共料金の領収書原本を提示
*居住地証明として、ブラジルでは様々な手続きで公共料金の領収書が効力を発揮します。公共料金の領収書=日本でいう住民票みたいなもんですかね。 - 以前取得した犯罪履歴証明書を返却
原本、アポスティーユ、書類の入っていた封筒、すべてを返却しました。 - 手(10本指)の指紋採取
(日本の)警視庁では機械でやるので手は汚れないのですが、こちらでは昔ながら?の方法で黒インクをペタペタして採取するので終わった後は手が真っ黒に。
コピーが必要なものは領事館の方で全て取ってくれるので、上記書類は提示のみです。ブラジルの機関とはやっぱり違う!
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【申請料金】 無料!
随分高いものだと思っていたので(何かのサイトでそう見た気がしたので)ものすごく良い意味で期待を裏切られ、目を丸くして喜びました!!
【申請から取得まで】 2ヶ月〜2ヶ月半
こっちも激しく期待を裏切ってほしかった‥‥‥。
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新たな申請書類の受け取りまで
永住権(居住許可)申請の際、Polícia Federal で払い退けられてしまった犯罪履歴証明書。(Polícia Federal の)窓口では「日本領事館へ行って(今手元にある書類に)“その日にちでも問題なし”みたいなことを書いてもらえばOK!」と言われたんですよ。
しかーし!領事館窓口で開口一番にそれを伝えると、「そんなことはやっていない」とスパーン!と切り捨てられてしまいました‥。

あれ‥‥?
「書類を判断するのは受け取り側(Polícia Federal)と発行側(日本の警視庁)で、ここ(領事館)ではそういった判断は一切できない」と。
言ってることはまぁ理解できるのですが、機関と機関との間で連携が取れていないというか、正しい情報が流れていないというか。その業務(有効期限を延ばすとか)を領事館に委託してやってくれたら多くの人が助かるのになー。。
ちなみに、
11/1(木) 平日なのに何故か領事館はお休み‥。
11/2(金) こんな時に限って祝日。なのでお休み
11/3(土) 土曜なので休み
11/4(日) 日曜なので休み
11/5(月) 待ちに待った営業日!
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焦る気持ちを抑えきれず、悲しみに包まれたすぐ翌日にでも申請に行きたかったのですが、5日も待ってやっと月曜日に領事館へ行ったのに、関連書類を日本へ送るのはその週の金曜日だそう。

発送は一週間にたったの1回なのかしら‥。
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急いでいる時だからこそ、この一週間がなんともモドカシイ。そりゃ一人一人の希望なんていちいち聞いてられないけど、ジャパンクオリティをもっと発揮して少しでも早く手続きが進む方法を編み出してもらうことはできないものでしょうか。
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- 在サンパウロ日本国総領事館で取得申請
- 領事館→日本(警視庁)に書類が送られる
- 警視庁で書類が作成される
- アポスティーユを取得するため、書類が外務省へ送られる
- (この間の流れは不明)
- サンパウロの日本領事館に書類が戻る
- 申請時に伝えた電話番号 or メールアドレスに連絡が入るので領事館へ取りに行く

これが行われるのに2ヶ月以上‥。
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他にしなければいけないこと
- 「犯罪履歴証明書」を入手したら、またもや日本語表記をポルトガル語に翻訳依頼
(費用:R$80 [約2,450円]) - 犯罪履歴証明書の入手を待っている間に永住権申請に必要な「婚姻証明書」の有効期限も切れてしまうので、再発行してもらう *婚姻証明書の期限は発行から3ヶ月
(費用:R$40 [約1,200円])

同じことを何度もルーティンでやってる気がしてならないんだけど‥。
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こちらですべきことは終わったので、あとは早く届くように祈りながら待つだけです。おそらく(たぶん‥絶対‥。)ビザの有効期限は切れます。
「万が一期限が切れたとしても強制退去は命じられないと思うから大丈夫!」「お金(罰金)を払うだけだから!」と、領事館の担当さん。いやいや、その罰金の額が怖いのよ。。
強制退去を命じられないのはそれ以上の犯罪がたくさん溢れているからで(さすがブラジル!)、ビザの期限切れ(不法滞在)くらいで一人一人をチェックしていられないとかなんとか。。
でも本当のところどうなのか?不法滞在についても法律が変わったとか聞くし、年明けに新大統領が正式就任となるしで再度申請する時に何か影響があるかも?ないかも?とか不安が絶えません。
でも「待つ」以外はもうどうすることもできないので、まもなく迎える夏の準備でもしたいと思います(笑)ちなみに、ブラジルは 年中暑い!海!サンバ!なイメージでしたが(笑)普通に寒いです。移住を機に、たくさん持っていたヒートテックインナーをすべて捨ててきた自分を恨みます。今すぐユニクロに行きたい!
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以下はブラジルではなく日本で犯罪履歴証明書を取得したときのこと。このときも取得するのに(無駄に)ものすごく苦労したんだけどなぁ‥。