日本の裏側に位置するブラジルは、季節も日本と正反対。日本ではジメジメと蒸し暑い7月・8月でも、ブラジルでは冬というわけです。
ブラジルは国土が広大なため地域によって気候は異なりますが、筆者が住んでいるのはサンパウロ。日本と同じように四季があり、冬は朝晩冷え込んで乾燥もします。
冬は体調を崩す人が多いですが、そんな筆者ももれなく体調不良に陥っていました。。
さて、こちらの記事では、ブラジルに移住して!初!め!て!病院に行ったことと、ブラジルの医療制度についてちょろっと書いていこうと思います。
移住8年目にして初めてのブラジルの病院

もう季節も変わり暦の上では(ブラジルは)春ですが、今年の冬は本当に随分と長〜く体調を崩していたんですよ。治ったら記事を書こうと思っていたら、なかなか治らなく。。
冒頭にも書きましたが、ブラジルに移住して初めての病院!
ブラジル生活8年目にして、ようやく!

これまで「病院にかかったことがない」っていうのが自慢でさえあったのにー。
とはいえ(乾燥がきっかけとなるような)咳が止まらなくて寝られない…というのは毎年のようにあって、その度によく効く市販のシロップ薬で乗り越えてきたんです。
ただ、今回はそのシロップ薬の効力は残念ながら悪く…。
体が慣れてしまったのかな?

そのシロップ薬のことはこの記事に書いてるよ。
年齢的にも体調不良が続くのは心配だなーと思い、諦めて病院に行く覚悟を。
どちらかといえば、筆者より筆者を病院に連れていく主人の方がその覚悟をしたかもしれません。というのも、ブラジルの病院(SUS)はとても待ち時間が長いから!
【補足】
SUS(スッス)とは、Sistema Único de Saúde の略で『統一医療システム』と呼ばれるブラジルの医療制度。 日本のような社会保険や国民保険に加入していなくても、誰でも無料で診察や治療、薬の処方などをしてもらえます。
もちろん個人で健康保険(Convênio / Plano de saúde)に加入することもでき、良い病院で診てもらうことも可能です。
筆者はまだ?そのような保険には加入していないので、SUSの病院に行くことに。
初めての病院!実際に行ってみて
まず受付で名前や症状などを伝え、黄色いリストバンドを付けてもらいました。

リストバンドの色で診療科が異なるみたい。
筆者に対してとても過保護である主人が受付では対応してくれましたが、受付の方はペラペラペラ〜と早く喋るので、一人だったらこの時点で帰りたくなっていたでしょう。。

2時間くらいは待つことを覚悟していましたが、なんと30分もしないうちに名前を呼ばれました(正確には、電光掲示板に番号と名前が表示)。

主人と共に(いい意味で)呆気に取られちゃった。ラッキー!
若い助手さん?なのかな。医者に診てもらう前にどんな症状なのかを聞かれたり、血圧を取られたりして、助手さんはカチカチとパソコンにデータ入力。
ここでは主人の助けを借りずに一人でなんとか、咳が止まらなくて寝られないだの、咳のしすぎで吐いてしまっただの、痰が切れないだとか、熱はない、食欲はあるだの、そんなことをポルトガル語で説明しました。
その後すぐに医者の元へと呼ばれ、さっきの助手さんに聞かれたことをそのままそっくり聞かれましたね。
え!

パソコン入力してたデータは何も通っていないのかね?あの時間は一体何だったのか。
優しい女性のお医者さんは背中に聴診器を当てて聴診してくれましたが、喉が痛いと訴えていたにもかかわらず喉(口の中)は見もしませんでしたね。
不思議なことは色々あったけど、止まらない咳の原因は肺じゃないと分かったし、薬も処方してくれたので良しとしよう。
処方された無料の薬を手にいれる
院内に薬局があるのかと思い探してみたものの見当たらず、職員さん?に聞いてみたけど、適当な返事をされてさらに迷う。。
結局この院内では薬はもらえないようで、他のSUSに行くことに。(SUS自体は近くにいくつもある)
そしてSUSでは薬も無料でもらえるはずですが、どうやら今回処方された薬は全部は無料でもらえないそうで。4種類処方された内の2種類だけを受け取ることに。

袋はなし。そのままポンと受け取ります。
日本は丁寧だなーとつくづく思いましたが、エコの観点からみると袋なしのブラジル式でもいいかもしれませんね。
残りの二種類は町の薬局で購入。処方箋を見せたらささっと用意してくれました。


健康保険に入っていれば/保険の種類によっては、薬局で購入する薬(市販薬含め)も保険対象になったりするようです。ま、筆者は加入していないので全額普通にお支払い。
ちなみに、日本だと数日分の薬を処方されることが多いですが、今回の薬(錠剤)はいずれも一ヶ月分たっぷりと処方されましたよ。
まとめ
初めての海外の病院!としては良き経験でした。恐れていた超時間待機もなかったですし。
普段から必要以上なことは何も期待していない分(←海外生活で身につけた術)、SUSの病院も特にネガティブなことはなかったですね。

日本の病院のように "綺麗で清潔" ってのも期待しないほうがいいかもね。決して汚いわけじゃないけど。
でもいくら無料だからといって、病院や薬に頼るのはやはりあまり好きではないので、これからも健康に気をつけていこうと思います。
以上、初体験の記録でした〜!




