【ブラジルで歯列矯正④】ワイヤー矯正器具をはめたよ（目立ちにくい透明タブレット）

移住先であるブラジルでの「初めての歯医者シリーズ（笑）」4回目。筆者の実体験をシェアしつつ、自分のための覚書として「何をしたか」「いくらかかったか」などを残していきたいと思います。

今回はいよいよワイヤー矯正器具をはめて、ちょっとした大金を払ってきたこととブラジル式割引（?）について書いていきますね。

あらすじ

筆者が経験したことの他に、日本とブラジルの審美歯科や歯医者システムの違いなども紹介しています。

ブラジルでの歯列矯正（ワイヤー矯正）いよいよ開始！

歯医者・クリニックの方針で最初から上下に矯正器具をはめるところもあるようですが、歯の締め付けに我慢できない人も出てくるとか。

なので、筆者のところではまず上の歯だけに装着することに。

ここで歯医者さんが（初めから上下に装着することに対して）"não vale a pena" と言っていましたね。

これは "〜は価値がない / 〜をするのは価値がない" という意味で、日常的によく聞く表現の一つです。

矯正器具が痛すぎて我慢できない人は、せっかく付けたのに外してしまうこともあるそう。

歯列矯正中の注意事項として、こんなことを言われました。

⚫︎ りんごなどの果物は丸かじりしちゃだめ（ブランケットが外れる恐れがある）
⚫︎ コーヒーやカレーなどの色の濃い食べ物には気を付ける（透明のブランケットが着色する恐れ）

ブランケットが外れたりなどの異常時の対応

実はこの記事を書いているのは、歯列矯正を始めてすでに1年半も過ぎた頃です。

その間何度かブランケットが外れることもありましたが、そのような異常時の対応は無料でした。

それらは月一のメンテ代に含まれているので、都度払いはありませんでしたよ。

本日のお支払い

歯列矯正にかかる費用

まず、相談に伺った際に口頭確認したのはこんな感じ。

（参考：前々回記事）

矯正器具のタイプ	通院費（メンテナンス代）	ブランケットの値段
一般的なシルバーのブランケット + 金属ワイヤー	200レアル / 月	無料
小さくて丈夫な透明のブランケット + 金属ワイヤー	200レアル / 月	1,500レアル（初回のみ）

でも実際のところ、初回の施術料として220レアルを請求されました。

以降のメンテ代も月々220レアルとのこと。

この頃は歯医者だけではなく、スーパーの商品やガソリンなど全ての物が高騰していた時期なので、メンテ代の値上がりもその影響かもしれませんね。

それならやむを得ない。。

支払い方法・割引きについて

支払いは現金でもカード（クレジット/デビット）でもできますが、筆者は Pix（ピックス）でお支払い。

Pix は ブラジルでとてもよく使われている決済システムのことで、銀行アプリなどを使って送金します。

Pix だとその日のうちに（オンタイムで）送金することができるので、受け取り側にもメリットあり。

そういったこともあってか、Pix or デビットカードでの一括払いに限り割引が適用するとのこと（基本的にデビットもオンタイムで支払いが完了）。

すなわち、クレジットカード払いは一括でも分割でも割引はなし。

でも実はこの割引システム、患者側から話を持ちかけないと割り引きされないようです。

筆者はその時ブラジル人の主人と一緒にいて、彼が「クレジット払いじゃなかったら割引してもらえる？」と聞いてくれたので割り引いてもらえることに。

でも、その一言がなかったらクリニック側からも案内はなかったでしょう。

知っている人だけが得をする！ってやつですね。

さて、初回費用と割引適用された金額はこう。

⚫︎ 透明のブランケット代：1,500レアル（現在のレートで日本円換算：約45,700円）
⚫︎ 初回の施術費：220レアル（約6,700円）
↓
割引後：トータルで 1,570レアル（約47,800円）＊Pix一括払い
以降のメンテ代：1ヶ月につき220レアル

まとめ

最初の相談の段階では「そんなに曲がってないし、1年半くらいで終わるわよ〜」なんて言われましたが、実際のところやや延びています。

費用も完了までの金額を提示されたわけではなく、月々の支払い額を提示されただけ。

延びたら延びただけ費用は嵩むことに。

「わざとゆっくり治療しているのかな？」なんて疑ったこともありましたが…

2年は超えなそうなので、良しとします。